見出し画像

東大・医学部になぜか入りやすい”コスパ最強”中高一貫校リスト…少人数で10%が東大に合格する「謎の学校」恐るべき実態!学歴研究家が発表

(オリジナル記事はみんかぶマガジンで2023年8月18日に配信したものです)

 Twitter(X)のフォロワー7万人超えの大人気学歴研究家じゅそうけん氏が、コスパの良い中高一貫校を紹介する。中受クラスタ必見だーー。みんかぷプレミアム特集「最強の中学受験」第3回。


東大合格者に占める中高一貫校出身者の割合は例年6〜7割

 東京⼤学合格者に占める中⾼⼀貫校出⾝者の割合は例年6〜7割(⾸都圏の合格者に限定すると7割超)であり、その割合は年々増加している。⾼校受験組と中学受験組の東⼤合格率を⽐較してみると、前者が900⼈に1⼈なのに対して後者は30⼈に1⼈。その差は実に30倍である。

 特に⾸都圏では、中学受験が盛んなことからもわかるように早期教育が加熱しており、そうした中学受験組が鉄緑会などの最先端の情報もノウハウも詰まった塾で6年間かけて学⼒を上げてくるのだから、地⽅公⽴組が⽔を開けられるのは当然だろう。

 さらに公⽴組は⽂科省の教育指導要領で学年ごとに習得すべき内容が決められているのに対して、私⽴中⾼は6年間の中で先取り学習が可能だという点も東⼤受験において有利に働く要因だ。

 本稿では、東⼤受験には中⾼⼀貫校組が有利であると前置きした上で、中⾼⼀貫校の中でも「⾼コスパ」な学校を厳選し、紹介していきたい。

 灘や筑駒、御三家など、最難関クラスの中⾼はコスパ云々の前に⼊るのが⾄難の業で、そこに受かるような能⼒の⾼い⼈が東⼤に受かりやすいのは当然なので、今回はそうした最難関中⾼を上から並べるのではなく、⼊試難易度の割に東⼤にたくさん合格している(レバレッジが⾼い)中⾼を抜粋した。

 中⾼⼊試ではそれほどの難易度ではないが、その割に出⼝が良い学校を並べることで、学習環境や教育⽅針の良さを窺うことができると考えるからだ。それでは、私が厳選した⾼コスパ中⾼⼀貫校を紹介していこう。中学受験が盛んな⾸都圏メインで論じていきたい。

1校目は公文式の創設者が作ったあの学校

 まずは共学校から。

 神奈川県に公⽂国際学園という中⾼⼀貫校がある。こちらの⽇能研偏差値は50であり、中学受験界で話題に上ることは少ないが、なんと23年は5人、22年は6人も東⼤に合格している(1学年150⼈程度)。

ここから先は

2,223字

¥ 500

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる