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289 事象の羅列ではなく、感想が興味を惹く
こんにちは!お元気ですか??
自由人Takです。
今回は、僕が日々考えていることや起きたことを日記にしていこうと思います。
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YouTube運用代行として、企業のYouTubeチャンネルを代わりに運営させていただいている僕が、
今関わらせていただいているチャンネルに、外国人のインタビュー動画があります。
日本に住んでいる、もしくは旅行に来ている外国人とご飯を食べたりしながら色々話を聞いていくという内容です。
円安で海外に行くことが金銭的に難しい中、逆に海外から日本に来る観光客が多くなっているかと思います。
実際に今アメリカに駐在している前職の元同僚は、日本は安いよと言っていました。
全世界的に物価高になっている中で、外国ドルを持っている人からしたらやっぱり日本は安く感じるんですよね。
いわば、数年前のタイやマレーシアなどの東南アジアのようになっていますね。
少し話は逸れましたが、そういう日本にいる外国人のインタビュー動画を作っている時に重視している点が、人と話す上で重要になってくるキーになる点と同じなのではないかと思っています。
僕が思うこういうジャンルの動画で重要な点は、『起こった事象<感情』の割合でシーンを使うことです。
簡単に言うと、どこかに行って何かをしたという話で留めずに、そこでそれをしてどう感じたのか、ということまで話しているシーンを使うということです。
よくあるパターンとして、司会者が「日本に着いてから今までどこに行ってきたの?」と質問をして、「浅草、スカイツリー、お台場、新宿・・・」と回答する場面があり、それに対して司会者が「へえ、楽しそうだね」で話が終わってしまうことがあります。
僕はこういうシーンは問答無用でカットして使いません。
要はこのシーンを視聴者に見てもらうことで、視聴者が何を得られるかが重要だと思うからです。
そもそもこういう動画を見る視聴者の心理として、普段なかなか会わない、且つ価値観が違う外国人が日本をどう思っているのか、楽しんでいるのかを確認したいという想いが根本的にあるかと思います。
その想いがあるのに、ただ起きた事象だけを説明していては、欲している情報とは違う情報の提供になります。
それではYouTubeの世界だと、すぐに違う動画に変えられてしまうと思います。
そうなってくると、事象よりもそれを受けて得た感情が重要になってきます。
それこそが視聴者が求めている情報でしょう。
この考えは、誰かと話す時も何かのスピーチの時であっても同じなのではないかなと思うんです。
思っている何百倍も人間はせっかちです。
そんなせっかちな人間に対して少しでも的外れの内容やただ起きたことの羅列では聞く耳を持たないだろうなと思います。
僕が聞く側であれば、そう思ってしまいますし、
基本的に面白い話を聞きたいと思います。
この面白いには色々な意味がありますが、話の面白さだけではなく、
自分が得られないであろう経験や想いという意味があります。
もう一つ言うと、特にフリースタイルで話すテーマが決まっていないスピーチに関しては、スピーチの前半で相手に「どんなことを話すのか」のゴールを与えることが重要だと思います。
先ほどのYouTubeの例にすると、視聴者が得られる情報を事前に提示することになりますね。
この最初の予告がその後、どれだけ相手を惹きつけるかのトリガーになるかと思います。
そしてその予告編はただ起きたこと事象を伝えるのではなく、それに対してどう感じたのかを加えることで、
どうしてそう感じたんだろうという引き付け要素が加わるのではないかと思います。
YouTube動画はいくら動画とはいえ、視聴者との対話になります。
ここを意識することが良い動画を作るコツにもなりますし、良いスピーチ、話になるのだと感じました。