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【みんじゃず】百戦錬磨ベーシスト直伝!ジャム・セッションを気軽に楽しむ秘訣とは ①初めてのジャム・セッション

【みんじゃず】、みんなでジャズを演奏したり
聴いたりするためのチャンネルを運営している
ピアノのOTAKAです
隣にいるのは僕と約15年ぐらいの
お付き合いの
ベーシストの加藤晃司さんです。
加藤晃司さんはジャム・セッションの
経験が多いですよね
参加したり自分がホストを務めるような
その司会進行みたいな
何年ぐらいやってるかね
やっぱり15年以上になりますね
そんな経験を基にね
初めてジャム・セッションに行く人が
どんなことに気をつけたら
楽しめるかって話を聞いてみたいんです
初めてジャム・セッションに来る人とか
初めてのお店で参加する人は
緊張してるよね
お店によっていろんなシステムが
あると
大体、何か書かされるんじゃない?
名前は。仕切る方に呼ばれないと
始まらないわけですからね
まず自分が演奏する人だよ
歌う人だよということを
店の人か、仕切る人に伝えなきゃいけない
ノートがあって、ピアノ、OTAKAとか
書いておくお店が多いかな
まずそれが第一ですね。そうですね
そうすると、そこのノートとかに
名前を書いておくと、
ジャム・セッション始まりましたとなると
例えば進行役が加藤さんだったら
次はピアノのOTAKAさんお願いします
って呼ばれるわけですね
呼ばれるとステージに行かなきゃなんない
その時にどんなことに
気をつければ良いですかね
何をすれば良いですか? まず
ステージに上がったら
ステージに上がったら
まず曲を決めないといけないですからね
初めてだと
持ってる手持ちの曲が
そんなに多くなかったりするんで
ジャム・セッションが初めてなんですけど
この曲やって良いでしょうか
みたいなことになるでしょうね
初めてですけどよろしくお願いしますみたいな
初めてです、慣れていませんっていうのは
言っちゃった方が楽になりますね
最初から上手くいく人なんていないですよ
特に歌の人なんかだと
譜面を持って行かなきゃいけないですね
4~5枚。ちょっと余裕持って。
ホスト・バンドぐらいだったり
自分も見たいかも知れないし
コード楽器。ピアノか、ギターか。
で、ベース、ドラムぐらいが
共演してくれることが多いでしょうから
その人数分くらいは譜面を準備していると良い
あと、サックスも一緒に
やりましょうってなった時には
最高で何枚あれば良いですか
5枚くらいあった方が余裕はありますよね
歌の人なんかだとキーも
みんなそれぞれ違うからね
自分のキーで歌うために
譜面が必要なわけであって
歌の人だったら、ステージに上がって
よろしくお願いしますと
譜面をみんなに1個ずつ
そういう主導権はあることが専らですね
楽器の人はどうすれば良いですか? 譜面は?
今は大体バイブルと呼ばれる、あの黒い本
の曲でやることが多いですからね
ベーシストの納浩一さんの本ですね
通称「黒本」
これは2冊ぐらいあるのかな?
そうですね。1と2
でも1ですね
それを持ってると、ほかの人と
曲とかキーとかが共有しやすい
そうですね
じゃあ何ページで、とか
それは持っていた方が良い本かも
知れません。楽器の人は
伴奏するときにも使えますしね
選曲権が自分にない場合もあったりしますから
ましてや、知らない曲を
やる方じゃなくて、聴いているときに
この曲は良い曲だなぁ。何ていう曲なのかな、と
聴きながらコードも見ながらとか
そういう楽しみ方もできるし
ほかの人の演奏を聴くときにも
その本を使えるっていうことですね
そしてステージでやる曲が決まって
みんなにこの曲やりますということは伝わりました
ちゃんと全員に伝えないといけないですよね
みんな自分の楽器の準備とかで
聞いてないこともありますけどね
その辺は注意してあげながら
みんなできそうになってきた
次は「テンポは?」って聞かれますよね
よくパッチンで示したりとか
指が鳴らない人は一生懸命
ヒザ叩くとか何かして
これは慣れてない人にとっては難しいと思う
これは、1、2、3、4、で
鳴らせばいいんだよね
1、2、3、4
ゆっくりの曲だったりすると
4分音符をちゃんと出してくれた方が
バラードとかだとね
1、2、3、4とか
あと、口ずさんであげるとか
メロディーもちょっと口ずさんだ方が
わかりやすい
必須に近いくらいまで
大事だったりすると思いますけどね
悪い例としてはそこで
ミディアムとか言っっちゃうと
人によってミディアムの感覚が違ったりしますから
あんまりミディアムみたいな言い回しで伝えるのは
伝わりづらいかなって感じがしますね
オレが苦手なのは、数字で言う人いるじゃない
テンポ120とかさ、言われてもさ
あんまり・・・
80とか言われても、ちょっと苦手だったりする
やっぱり、指か、ちょっと最初を歌うか、
1、2、3、4ってやってくれた方が、
まあまあ近いタイムで・・・
一番親切で、ちゃんと伝わりやすい
そのテンポは、例えば歌の人なんかだと、
誰に一番言えば良いですか?
まずイントロがあるのか
カウントで始めるのかにもよります
イントロお願いしますって
ピアノかギタリストに
伝えるのが一番でしょうかね、そこは
コードを出す楽器になりますよね、
イントロを出す楽器と言うと
大体ピアノかギターでしょうね
その人に、まずテンポを共有しておくのが
大事ですかね
イントロ始まっても、ずーっとこれ
これに乗っかった方が楽なはずですから
これをずっと出しておいてあげる
ちょっと持ってくるまでやっておいた方が
それは正確性は増しますよね
じゃあテンポはみんなで共有できました
その次はどういう話になりますか
もう始まっちゃうんじゃないですかね
イントロも曲の最後の方ちょっと
8小節ぐらいコード出してもらうのが
一番わかりやすいかな
最初のうちはね
この人は初めてなんだなっていう時に
そこで一番安全な形で
とりあえず渡してみるっていうこと
あとは、ターン・アラウンドというか
コードを循環させて
あと、ボサノバなんかの場合だと
コードを半音ずらしたり戻したりっていう
やり方もありますよね
じゃあイントロ始めてもらいました
でも、ここで歌い始めて良いかわかんないな
吹き始めて良いかわかんないな
という時もあると思う
イントロ出した人もプロじゃないかも知れないしね
初心者かも知れないから
どこで初めていいかわかんない時は
どうすれば良いですかね
どうしましょうね
オレはもう生徒には
わかんなかったら入んない方が良いよって言ってる
ここだって自分が思ったらそこで入りなさいって
入っちゃったら、間違ってました?とかじゃなくて
躊躇せずそのまま歌い続けてくれた方が
後ろがそっちに合わせれば良いんだから
1回出しちゃったのに
そこで迷われちゃうと
ついて行きようがなくなったりしますから
ここだなって思って
ここで大丈夫そうだなっていうところが来たら
入っちゃった方が良いってことですね
歌い始めちゃったら、みんなが
ついて来れますよね、ジャズだったら
ちょっと顔を見合わせながら
合わせるよって、やりますね
あとは曲が始まっちゃえば
失敗するのはジャム・セッションに行く
目的みたいなものですから思った通り
やれば良いですね
どうせ思った通りに行かないから。逆に
上手くいかない経験をしに行ってるぐらいの
思い通り行かない目に遭いに
わざわざ行ってるって言うのが
本筋なんじゃないですかね、実は
失敗もまたね
演奏の合間に一緒にやったプレーヤーと
ごめんね、上手くいかなくてなんて言って
仲良くなったり、楽しく
お話したりするのも
ジャム・セッションの楽しさでもあるので
初めてのジャム・セッションでも
今、加藤さんに教わったことに気をつけて
気をつけて言うか
思い出しながらやって
練習してできるという
心がけ次第ですぐできるようなこと
ばっかりだったりするでしょうから
きょうはジャム・セッションで
初めてのステージに上がった時の
大体の流れを教えてもらいました
またジャム・セッションの話をしたいと思います
加藤さん、ありがとうございました

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