【みんじゃず】㊙︎レッスン ⑧ ジャズに必要なソルフェージュの方法とは
【みんじゃず】、
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ジャズ・ピアノのOTAKAです
今日はソルフェージュについて
お話ししたいと思います
ソルフェージュっていうのは
ご存じの方も多いと思いますが
メロディを
ドレミファソラシドで読む
そういうやり方ですね
小学校で皆さん習うと思う
ドレミの歌なんかで
歌詞ではなくて
ドレミファソラシドで
メロディを歌った経験があると思います
それをソルフェージュといいます
ではジャズでは
どういったソルフェージュを使うのか
そんな話をしたいと思います
実はソルフェージュには2種類ありまして
固定ドのソルフェージュと
移動ドのソルフェージュっていうのが
あるんです
固定ドのソルフェージュは
いつでもCの音がドです
曲全体のキーがFのときでも
Fの音は
固定ドのソルフェージュでは
ファという風に読むんですね
ところが、ジャズで使うのは
移動ドのソルフェージュです
キーがCのときはCがドです
ところが
キーがFのときはFがドになるんです
キーがE♭のときはE♭がド
キーがA♭のときはA♭がド
そんなふうにドレミファソラシドが移動する
だから移動ドのソルフェージュなんて
呼ばれてるんですね
ジャズでは移動ドで
ソルフェージュを覚えておくことが
とても重要です
なぜなら
特に歌の伴奏なんかをする場合に
歌の人って同じ曲でも
いろんなキーで演奏しますよね
そんな時にどんなキーで演奏するときも
コードやメロディの流れを
見失わないようにする
どんなキーでも
伴奏もソロもできるようにする
そのためには
移動ドのソルフェージュが
これは必須の技術と言っても
言い過ぎではありません
チャーリー・パーカーの曲とか
歌詞がない楽器の人だけがやる小難しい曲は
もうそのキーだけできればいいと思います
Donna Leeを
G♭のキーで弾けと言われたら
僕も弾けないです
あれはA♭しか弾けないです
それはそれでいいと思います
ただ、Body And SoulをCメジャーで
やりたいよって言われたときは
これはできた方がいいです
そんなふうに
any key
どんなキーでもできた方がいい曲も
結構ありますのでね
特に歌の曲ですけどね
ソルフェージュは移動ドでやって
メロディを覚えておくといいです
これはピアノの人というよりは
管楽器の人が絶対に覚えておきたい
やり方ですね
具体的にどうやるかというとですね
ここに資料を用意しました
これnoteのマガジンにも載せますけど
移動ドでソルフェージュをやる場合の
音の読み方を書きました
英語で書いてあります
これは世界共通のやり方なんで
ちょっと日本のやり方と
違うかもしれませんけども
例えばキーがCで
ソルフェージュをやる場合に
音の読み方は
DO RE MI FA SO LA
TI
ティと読みますね
シとは読みません
TI DO
これで読むのが基本です
DO RE MI FA SO LA TI
そしてこの白い鍵盤以外に
黒い鍵盤にも
ソルフェージュで
読み方を付けておかないと
いろんな曲で
ソルフェージュができなくなっちゃうんで
呼び名がついてるんですけども
上がるとき
上がっていくとき
半音上がりますよ
シャープで上がっていくっていうときは
それぞれの語尾に I がついていきます
DO の半音上は DI
RE の半音上は RI
FA の半音上は FI
SO の半音上は SI
LA の半音上は LI
そして、今度、反対に下がってくるとき
半音下がってくるときの
この黒い鍵盤は
語尾に E がつきます
TI の半音下は TE
LA の半音下は LE
SO の半音下は SE
MI の半音下は ME
RE の半音下だけ
ここは始めから E なもんですから
ここだけは読み方が変わりまして
RA という風に読むわけなんですけどもね
こういう風にソルフェージュには
呼び方があります
ですので、例えば
エンディング・リックでよく聞く
こんな風なエンディングがあったとしたら
DO RE MI FA SO SI LA TI DO
っていう風にソルフェージュで読むんですね
もう一回言いますよ
DO RE MI FA SO SI LA TI DO
そういう風にソルフェージュで使います
この音の呼び方で
いろんな曲のメロディを
ソルフェージュで歌えるようにしておくと
急にいつもと違うキーで
演奏しなきゃいけなくなったときも
対応ができるようになってきます
こういった移動ドのソルフェージュの考え方を
身につけておかれると
よろしいのではないでしょうか
今日はソルフェージュについてのお話でした
最後までありがとうございました