毎日がつまらなくても犬は可愛い
毎日がつまらないのはその選択をして来た、つまりは自分のせいである。
なんて思う自分が心の中にはいるが、そんなことはわかっている。
でもつまらんと思いながら日々すごしている。
宣言が出ても満員電車に乗り込み苦しみながら
(通勤をするサラリーマンを眺めつつ特急にのって)会社へ行き、
ヘトヘトで思考能力のなくなった脳味噌のなかで麻ピーを鼻に詰めたら痛そうだなどと考えながらボーッと帰る毎日を送っている。
そんな日々での癒しは買っている犬である。
犬を飼っている人ならわかるとおもうが、、、なんてことは言いたくない。
自分ちの犬が一番可愛い。
これは愛犬家にとっての真理だ。
そしてこれは犬を飼っている人ならもちろんわかることだ。
寒い朝、犬は私の頭を鋭い爪でひっかき、布団にいれろと要求をしてくる。
もしも犬が長生きをする動物ならばとっくに私の髪は無くなっているであろう。
布団にいれてやるとそのまま股の間に入ってくるのでスペースを空けてやる。
苦しいだろう、と思い布団も少しめくってやるため飼い主はしばらく寒い思いをする。
私が出勤の準備をするため布団から出て身支度を整えて戻ると、犬は大抵布団から鼻だけ出して寝ている。
おわかりいただけただろうか、、、
毎朝こんな姿が見られるのなら出社も苦ではない
わけないだろブァーーカ
家では大抵犬のことをイヌ、と読んでいるが
イヌと呼ばれても犬は無視する。
名前を読んだときだけダルそうにこちらを見るのが
それはそれはとてもとても可愛く、
私は今日も自分の股に『イヌ!』と呼び掛ける。