先生の「居場所」づくり
先生の不登校
先生の病気
先生の生きづらさ
教育に携わる大人の代表が傷つき苦しんでいる現状が日本中至る所である。
自分も含め、辞めないで先生が続けられているというのはただの偶然なのかもしれない。
心を病んだり体調を崩したりしてしまう先生は
多くの場合子どもが好きで
真面目に仕事に取り組んで
とにかく一生懸命で
そんなタイプが多いような気がする
裏を返せば、そうじゃない先生がピンピンしてるみたいにもなるが、それは一概には言えないけれど遠からず近からずかもしれない。
精神疾患の教員休職者数は2019年度で5000人を超えているらしい。
多いと思うだろうか?少ないと思うだろうか。
個人的には、もっと多くてもおかしくないと思う。
この数字に反映されてないけれど、ギリギリのところで踏みとどまりながら闘っている先生もたくさんいる。
子ども夢パークの子どもたちがあるイベントでこんな言葉を残したらしい。
「私たち子どもが幸せになる前に、大人がちゃんと幸せになってください」
胸に刺さる言葉だった。
大人が傷ついてボロボロの社会では、子どもは幸せになれない。虐待、ネグレクト、さまざまな形で大人の傷が子どもに歪んだ形で還元されてしまう。そんな本質を突いた言葉だと感じた。
先生も大人だ。
先生が傷ついてばかりでは、よくなるはずだった教育も決して良くならない。
傷ついた先生がどのように癒されるか、克服できるか、そんなことを最近考えている。
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