コミュニケーション今昔物語
手紙でのやり取りは相手の熱量や想いを感じ取り易くて好きでしたね。
昔友達のFANZINEにコラムやレビューを寄稿していたのですが、たまに感想などを手紙で頂く事があって嬉しかったです。
基本的にはレビュー参考になりました!とかあのコラムについては同意見です、など肯定的な内容しか来ませんので(わざわざ悪口書いて送ってくるヤツはいなかった)今のように単なる悪口に近い否定的な意見ばかりでゲンナリする事も少なかったように思います。
仮に否定的な意見や見解の相違があったとしてももっと堂々と、例えば別のZINEで「あの考えに対して自分はこう思う」などと真正面から物申す的な清々しさがありました(勿論そのほとんどが実名での発言)。
ちょうどSWITCH STYLEが「...TO INFINITY」をリリースした直後に行ったリリースツアーであるプロモーションを行なったんですよ。
それは各会場限定でアナログ盤を販売するというもの。しかもそのライブっていうのが平日に行われたので当然働いてる人間は行けない訳です(勿論僕も行けませんでした)。
これに激怒した人物がその事に対するZINEを急遽リリース。更に他のバンドへの批判も併せて掲載した事によりシーンは一時騒然となりました(TOP画像のZINEでありませんので誤解無きように)。
突発的というよりも今までの鬱憤が積もり積もって、という感じだったので普段から話をしていた僕にすればある程度理解は出来るのですが、寝耳に水の人達はかなりザワついていたと思います。
で、この後の展開が面白くてこれに対しSWITCH STYLEのメンバーがDOLL誌面インタビューで反論(ごめん、内容思い出せず。記事見つけ次第加筆します)。
こうしたやり取りは至るところであったように記憶してます。差し詰めHIP HOPにおけるbeefのようなモノですが、あそこまでエンタメ化していなかったのはHARDCOREというシーンの規模も関係あるのかなと。
決して陰で悪口を言ったり足を引っ張ったりが無かった訳ではありませんが、少なくとも僕の周りではそういう人間は自然と淘汰されていつのまにか居なくなっている場合が多かったです。
それとネットで書き込まれる悪口・陰口・否定的な書き込みや嫌がらせで頭を悩ませてる人達へ。
人間、否定されると何とかそれを覆したいと努力しますよね、嫌われたくありませんから。
ただこうしたネガテイブ・パーソンは【絶対に】居なくなりません。関わるだけ無駄です。
勿論中には建設的な否定意見を述べてる方もいらっしゃいますが、単なる悪口みたいな類は一切無視して構わないと思います。
そんな人達に労力を使うくらいならあなたにきちんと興味を持ってくれる方、建設的なコミュニケーションを図ろうと努力してくれる方々とだけ付き合いましょう。
という事で次回はマスモリ的コミュニケーション論。
今日はこの辺で!
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