Z世代のトレンドを読み解く５つの数値：Spotifyが発表したレポート「Culture Next 2024」より
こんにちは、こんばんは、Minimal Order（ミニマル・オーダー）です。日頃はAbleton LiveやXLN Audio Life、そしてMoog DFAMなどを用いて音楽を制作しています。仕上がった音源は、SpotifyやApple Musicなどに公開しています。
はじめに
今回は、Spotifyが今年11月にリリースしたレポート"Culture Next 2024"より、音楽視聴動向を特徴づけるいくつかのデータをピックアップしてみたいと思います。
オマケとして、音楽制作者にとっての創作のヒントをChat-GPTの助けを借りながら導き出してみました。
Z世代を理解する５つの値
1. Z世代の94%が音楽で「今」を実感
Z世代の94%が「日常の活動中に音楽やポッドキャストを聴くことで、今この瞬間に生きている実感が湧く」と回答しています。このデータは、音楽が彼らにとって日常生活を豊かにする重要な要素であることを示しています。
制作のヒント: リスナーが日常のシーンで聴きたくなる曲を意識して制作しましょう。例えば、朝の目覚めや夜のリラックスタイムなど、具体的な場面を想定してみてください。
2. 特別な瞬間のサウンドトラック：86%が記憶に刻む
Z世代の86%が「特別な瞬間に聴いた歌は、思い出を呼び起こすサウンドトラックになる」と回答しています。卒業式や初恋など、感情的な出来事が音楽と強く結び付けられています。
制作のヒント: 人生の節目をテーマにした楽曲を作ることで、リスナーに「記憶に残る1曲」を届けられるかもしれません。
3. 60%が共有プレイリストを利用
Spotifyの「Blend」機能は、2人の音楽嗜好を融合させたプレイリストを提供します。過去2年間で作成・共有されたBlendプレイリストのうち、60%がZ世代によるものです。
制作のヒント: ファン同士があなたの楽曲をBlendプレイリストで共有しやすい仕掛けを考え、参加型のプロモーションを展開しましょう。
4. AIで特別な体験を：79%が「パーソナライズ」に満足
Z世代の79%が「SpotifyのAI機能でリスニング体験が特別なものに感じられる」と回答しています。AIによる楽曲の推薦やプレイリストの作成が好評です。
制作のヒント: 楽曲のメタデータを充実させ、AIによる発見がリスナーにとってより楽しいものになるよう工夫してみましょう。
5. ビデオポッドキャストの急成長：58%増加
2024年上半期、Z世代によるビデオポッドキャスト視聴時間は前年比58%増の29億分に達しました。視聴者は音楽だけでなく、映像を通じてもアーティストとつながりたいと考えています。
制作のヒント: 制作の裏側やインスピレーションを紹介するビデオポッドキャストで、新しいファン層を取り込んでみてください。
ミュージシャンとポッドキャスターは別だという先入観がありましたが、「制作の裏側をポッドキャスト化する」というのは良いアイデアですね。
おわりに
今回はSpotifyの発表したレポートを読みながら、制作のヒントをChat-GPTに壁打ちさせてもらいました。それではまた！
参考
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