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退職を前に思うこと

5月末で現在の職場を退職します。現在とある携帯ショップに勤務しています。
24歳の時に入社してかれこれ12年間働きました。

入社した頃はガラケーとスマホのど真ん中の時代。今でこそ当たり前のスマホですが、当時はまだ必要ないと判断する人が多く提案は難しかったです。

将来の携帯業界

個人的に携帯業界は将来的になくなる職業だと思います。正確には現在のようなスタッフ人数は必要ない、という感じです。
理由は自分でやれる人はショップには来なくなっているからです。

格安SIMへ乗り換える人はかなり多いですし、もし何か理由があって3大キャリア利用の方でも自分で情報を集めることができる人はお店にはほぼきません。

つまりいろんなサービスを使ってくれる予定のスマホを使いこなせるタイプのお客様はお店に来ず、
情報に弱く機械にも弱い、操作がわからない、または壊れてしまって困っている、そういった方々だけがお店に来るようになってきます。

機械本体を売って儲ける時代はもう終わってしまった。
そうすると携帯会社はサービスの提案するようになります。サービスをお客様に契約してもらいサービス提供会社からの利益をもらう流れです。

情報に弱く機械に弱い、操作がわからない、そういう方の多くはサービスを使いこなせないのでそもそも契約しないか、契約してしまって気付かないうちに毎月の料金を払い続けます。

では会社は十分な採算が取れるのでしょうか。私は難しいと思います。
つまり同じサービスで契約数を増やしてお金が作り出せない(上に伸びない)となると、どんどん新しいサービスを提案する(横に広げる)よう言われ、扱うサービスの範囲が広がり、スタッフに負担がかかる。
会社からの費用は年々削られていく。
私はそれを12年間で何度も経験してきました。そしてつい最近また新しいサービスが始まったのです。

タイミング次第

私は少し興味がある職種を見つけていたのもあり辞める決断ができた。でも次がなければ辞められなかったかもしれない。そう考えると何かをやるやらないって本当にタイミングなのだと。

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