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物欲強い系ミニマリストの"買わないもの"リスト
はじめに:モノに支配される生活は終わりにしよう
欲しいモノがたくさんある。
それを悪いこととは思いません。
だって、モノは人生を豊かにしてくれるから。
自分にとって最高のモノに囲まれている時の充実感は、何ものにも変え難いものです。
ただ、物欲のままに生きるとどうなるか?
ええ、お金がいくらあっても足りなくなりますし、モノまみれになって疲弊します。
かつての私は、Amazonのほしい物リストに500以上のものを入れて、セールになるたびに飛びつくように購入していました。
でも、それらが自分を幸せにしていたかというと、答えは「No」。
お金の心配、モノの管理や維持、もっといいものがあるのではという焦燥感…
増えるのはストレスばかりでした。
そこで私は「買わないものリスト」を作ることにしました。
「こういうモノは絶対に買わない!」と決めてしまえば、魅力的なものを見つけても、冷静に対処できるようになります。
このリストが、あなたの暮らしを見直すきっかけになれば嬉しいです。
買わないものリスト
1.地位財
あなたは、「地位財」という言葉をご存知ですか?
地位財とは、簡単にいうと「見せびらかすことで価値を感じるもの」です。
●地位財=他人との比較優位によってはじめて価値の生まれるもの。 (例:所得、社会的地位、車、家など)
●非地位財=他人が何を持っているかどうかとは関係なく、それ自体に価値があり喜びを得ることができるもの。 (例:休暇、愛情、健康、自由、自主性、社会への帰属意識、良質な環境など)
わたし、地位財を買いまくってました。
周りの人から一目置かれたくて、身の丈に合わない10万円以上の服や、50万円以上の腕時計を買い漁っていました。
(これまで何百万円の勉強代を払ってきたことか…)
では、なぜ買わなくなったのか?
一言でいうと、むなしくなったから。
高級ブランドの服でも、多くは数年で流行が移り変わる。
高級な腕時計をしていても、上には上がいる
そして何より、
「わたし頑張って自分を着飾っていますよ!」
と、必死にアピールしている気がしてきたのです…
(ハイブランド品が悪いのではなく、私が似合う人間になれていなかった)
いまは、服はユニクロやGUがメイン、時計は健康管理の観点でApple Watchを使っています。
他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。
▶︎やってみよう
部屋に中で「他人の目を気にして買ったかも?」と思うモノを1つ手に取る。それがなくても大丈夫だと思ったら、手放す。
2.「10年以上愛用していたい!」と思えないモノ
失礼を承知で伺います。
「あなたは10年後、何歳になっていますか?」
私は45歳になっています。(誰も興味ないと思いますが)
あなたが持っているモノで、「10年後も愛用していたい!」と思うほど気に入っているモノは何ですか?
反対に、「そこまでは気に入っていない」モノは何ですか?
私はこんな感じです。(誰も興味…以下略)
○「10年後も愛用していたい!」と思うほど気に入っているモノ
・Apple製品(買い換えるとしても同じApple製品)
・USMハラーの棚(これぞ機能美)
・RIMOWAのスーツケース(すでに10年以上使っているが最高)
○そこまでは気に入っていないモノ
・アラジンのトースター(色が微妙に他の家電と合っていない)
・何となく買ったフェイクグリーン(もっと本物に近いものが欲しくなった)
「10年後も愛用していたい!」と思えないモノは、あなたにとって買う価値のないものかもしれませんよ!
「これしかない」と思えることを、ひとつだけ見つけることだ。
▶︎やってみよう
部屋の中で「これを10年後も使っている自分がイメージできない」モノを1つ選ぶ。それがなくても支障がなさそうなら手放す。
3.値段を理由に買おうとしているモノ
『安物買いの銭失い』
『買う理由が値段なら買うな、迷う理由が値段なら買え』
真理だと思います。
でも、そんなに簡単に自分を変えられる人なんていないと思います。
特に、期間限定・数量限定だと、この世が終わるかのような形相でポチってしまいますよね?
(私は過去にメルカリで激安だったアクタスのキッズチェアを即買いしましたが、部屋の雰囲気に微妙に合わず、10日で手放しました。10年使うつもりだったのに…)
「値段を理由に買わない」を徹底するためには、いかに期間限定・数量限定に踊らされないかが最も重要です。
私は、以下の3つのことを自問してから判断するようにしています。
○ 定価でも絶対に買いたいと思えるか?
これは説明不要ですね。
○ 手に入らなかった場合、最悪どうなるか?
それが手に入らなかったとして、あなたの生活にどれだけの悪影響があるでしょうか?
大した影響がないことが多いのではないでしょうか。
(そもそもそこまでの影響があるなら、きっともう買っていますよね)
○ 10年後も愛用している自分をイメージできるか?
本当に「これしかない!」と思えているかを確認します。
(10年が極端だと思うモノは、3年や5年に変えて質問することもあります。服など。)
この3つの問いをくぐり抜けられなかったモノは買わない!
いっときの我慢で、あなたのお金と時間を守りましょう!
本来、そのモノに価値を感じるかどうかに、値段の大小は関係ないはずだ。
▶︎やってみよう
最近「安かったから」と買ったモノを1つ選ぶ。それが本当に必要だったか自問し、もし不要なら手放す。
おわりに
「買わないモノ」を決めることは、ただ物欲を抑えるためではなく、本当に必要なモノ・コトに集中するための手段です。
ぜひ、あなた自身の「買わないものリスト」を作ってみてください。
あなたがモノに支配されない心地よい暮らしを手に入れることを願っています!
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