10年間ヘビースモーカーだった僕が禁煙できた理由
こんにちは。ヒロ(@road_of_hero)と申します。
喫煙者の中には、タバコをやめたいけどなかなかやめられないという方も多くいらっしゃると思います。
かくいう僕も喫煙者の一人でした。
具体的に言うと以下のような感じで、典型的なヘビースモーカーと言われる類だと思います。
・1日15本くらい吸う
・1時間おきに吸う
・喫煙歴は10年程度
そんな僕ですが、昨年から禁煙に取り組み、174日(2019年3月現在)が経過しました。
今回は僕が禁煙できた理由とその方法について紹介したいと思います。
禁煙のための特効薬はない
まず僕が禁煙のために、試したことを挙げてみます。
・減煙する
・ガムを噛む
・代替品を使う
あらゆる方法を試してみましたが、いずれも効果がありませんでした。
むしろ、かえって吸いたい欲求が高まった気さえします。
それで唯一、自分にとって効果があったと思えたのが、禁煙セラピー本による情報でした。
禁煙セラピー本
マンガ版の方が読みやすいと思ったのでこちらにしました。
Kindle unlimitedなら無料で読めるようですね。
この本は、喫煙や禁煙に関する勘違いを指摘しており、その間違った思考をアップデートすることで禁煙につながるということを教えてくれました。
禁煙の不安は気のせい(勘違い①)
人間は新たな挑戦をしたり、環境の変化を嫌う生き物と言われています。
禁煙の行為に当てはめると、禁煙という新たな挑戦が不安となり、その不安から逃れるためにまたタバコを吸ってしまうというものですね。
そもそも体内の99%のニコチンは約3週間後には排出されるというので、禁断症状が起こる原因は、ニコチンによるものではなく、喫煙者自身が作り出した思考というものですね。
あと、喫煙仲間から孤立してしまうのではないかという不安もあると思いますが、僕の場合はなかったですね。
この辺は、自分で考えて解決できることでもないので、まずは行動してから様子をみるのがいいと思います。それで離れていく仲間なんていないはずです。
喫煙=ストレス解消(勘違い②)
タバコを吸うと疲労感が軽減される感覚があると思います。
作業の合間の一服によって蓄積された疲労がリセットされるみたいな。
ですが、その感覚は一時的なもので、実際にはかえって疲労感が増すというのです。
具体的には以下のとおりです。
1.ストレスから開放されたいからタバコを吸う
2.吸うと落ち着く
3.タバコによる疲労感が増す
4.タバコが心の支え(幻想)
喫煙によって疲労感が軽減されるという幻想が、新たな喫煙を生み、その結果さらなる疲労を蓄積させてしまう。
いわゆる負のスパイラルが成立してしまうわけです。
タバコの奴隷になりたくなかったら、その幻想を捨て、一本目のタバコに火を付けないことに意識を集中すべきです。
喫煙者だけが抱える特別なストレスはない(勘違い③)
僕自身、超がつくほどの内向型で、顧客との打ち合わせ前になると緊張を和らげるためタバコを吸うのが習慣になっていました。
一方で、同僚は非喫煙者で、当然タバコは吸いません。タバコを吸わない代わりに、自分なりのルーティーンがあるような気がします。
何が言いたいかと言うとストレスは、誰にだってあるもの。
このストレスは、分類すると仕事や人間関係によるものであって、喫煙者だけが抱える特別なストレスではないはずです。
僕はここを勘違いしていました。
喫煙者が喫煙所で一服する姿を見ると、より大きなストレスやプレッシャーを抱えている印象を感じますよね。
自分だけ人より大きな問題に立ち向かっているというような。
だからタバコを吸っていいのだと。
でもこれはある種の幻想だということに気付かされました。
禁煙アプリ
習慣の科学でも提言されている方法なのですが、物事を継続する上で必要なのは日々の小さな進捗を感じることなのだそうです。
積み上がっている感覚というのが重要だそう。
僕の場合は、禁煙ウォッチというアプリを導入し、禁煙開始日からの経過日数を知ることでモチベーションを高めることにしています。
あと、なかなか禁煙を信じてくれない知人もいるので客観的に証明できるものとしても重宝しています(笑)
タバコをやめて手に入れたもの
最後に、タバコをやめて手に入れたものを挙げてみます。
・寿命が12日伸びた
・喫煙の最中、友人を待たせることがなくなった
・75,000円節約できた
・就業時間が短縮できた(−2h程度)
・読書やプログラミングのための時間を確保することができた
死ぬ瞬間の後悔に、「タバコをやめなかったこと」が挙げられているそうです。
何か新しい挑戦をしようと思ったときに、タバコによってその挑戦が阻まれ墓場に持って行かれるなんて悲しいですよね。
何から始めたらいいか分からない方は、「禁煙セラピー本」を読んでみることをおすすめします。
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