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【自然療法歴17年】薬に頼らないお手当と考え方

先日4歳の子供が下痢嘔吐をしました。

あまり熱も病気もしない子供で、これまで熱を出したことは赤ちゃんのころから数えても3~4回。小児科にかかったことも1度だけ、薬を飲んだことはまだ一度もありません。

そんなわけで、久しぶりに子供の看病をしていたので、ちょっと子供のお手当について書いてみようと思います。

一番下の4歳の子はあまり病気をしない子ですが、私には子供が4人いて一番上は高校生ですので、これまで様々な病気や看病をしてきました。

みな助産院育ちであり、助産院というところは様々な自然療法を行うところなので一人目の妊娠中からアロマや鍼灸、食事療法、呼吸法、いろいろなことを学びました。

そしてそこに集まってくる妊婦さんたちもそういった自然療法的な考え方が好きな方が多く、私など最初は何も知らない状態でしたので、赤ちゃん会をやったりする中でいろいろと勉強になり、少しずつ実践していくようになりました。

子供たちの病気と看病を繰り返してきた17年で私には病気に対して一つの考え方があります。それは、「出た症状は止めない」というものです。

発熱、下痢、嘔吐、咳。

これらはすべて必要があってでているわけです。

◎熱は体の体温を高めて、細菌やウイルスと戦う免疫細胞が活動しやすいようにしている。

◎下痢や嘔吐は体に入った病原菌を出そうとしている。

◎咳は肺や呼吸器官に溜まった痰(痰は肺に侵入してきたウィルスや細菌、ホコリなど)を排出しようとして出るもの。

ですので、解熱剤、吐き気止め、下痢止め、咳止めなどの薬は使わず、症状は自然に止まるのを待ちます。

下痢嘔吐の時には水分が多量に失われていきますが、先日子供が嘔吐した時には水を飲んでも吐く状態でした。なので、水すら飲めない状態が1日ほどありましたが、そのまま様子をみました。

こんなときは、ネグレクトと言われないか心配になってしまったりするかもしれませんが、基本的に脱水症状というのはもっと意識がなくなるくらいぐったりした時のことなので、話ができたり、動けたりする間は大丈夫です。その判断が心配な方は小児科の先生と相談でよいと思います。

下痢嘔吐の時は、水分だけでなくミネラル分もなくなっていくので、少量の味噌汁などをあげたり、ボーンブロススープを作って一口ずつあげたりもしました。

お腹が痛いと言っていた時には、ぬか袋を温めておなかに乗せてあげると、気持ちよさそうにして、すーっと眠りに落ちていました。

一番の看病はそばにいてあげることなのかなと思ったりもします。

病気らしい病気をしたことがなかった子供が、私が忙しく働くようになってから2度発熱しました。

私との時間が足りないせいなのかもな、とちょっと反省したのです。なので、具合の悪いときはそばにいてただ抱っこしてあげたり、一緒にそばで寝てあげたりしました。

子供は1回1回、熱を出すたびに免疫力を鍛え、成長していくと思っているので、病気自体を避けようとは思いません。ただ、その原因となった、心理的なもの、食事の見直し、夜更かし、など生活を改める反省材料にできればよいなと思っています。




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mica
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