ミントのラブダイアリー1 7話
私は、ボードの前で呆然とした。
「なにこれ、、、」
怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしてつぶやいた。
「ミント×一成2人は熱愛中!」
そんな記事が書いてあった。
一成の周りに別のクラスとか他のクラスとかの野次馬や新聞係がはびこる。
「では、付き合っているということでよろしいでしょうか!」
と新聞係が言う。
バンッ
乾いた音が響いた。
「ああ、もう!うるさい!こんな根も葉もない噂を新聞に取り上げられたりしたら、月夜さんにも迷惑がかかる。さっさとどっかへ消えてくれ!」
今まで聞いたことのないような大声で一成はまくし立てる。
心配してやってきた倉前さんも、神奈川も福島も吉高も、全員ぽかーんだ。
その後、ひそひそといいかわしながらほとんどの野次馬たちは消えていった。
次の日から、一成は学校に来なくなった。
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