36歳でMELOGAPPAの動画にハマったら、できなかったことが簡単にできるようになった
「誰かにハマるなんて、みっともない」
そんなことを、思ったことはないだろうか。
私はある。
小学生の頃から「誰かに心酔している人って、離れたところから見ると、ちょっと怖い」という感覚があった。
具体的に言うと、昔は異性の有名人に「夢中」になっている人が、ちょっと苦手でした。
「直接話したことのない人を、なんでそこまで好きになれるの?」と、一歩引いて、不思議に思っていたのを覚えています。
36歳を過ぎて、ハマってしまった
そんな私が、4日前から、音楽系のYouTuber「MELOGAPPA(メロガッパ)」さんの動画にハマってしまった。
具体的には、同じ動画を、何十回も繰り返し見ている。Twitterは即フォローした。そしてなんと、ファンクラブに入るかどうか迷っている。
MELOGAPPAさんを知った翌日には「かっこいい!!ずっと見ちゃう!」と、わざわざ夫に伝えたし、4歳の息子にも、「めろらっぱ、見すぎ」と言われてしまった。
そして、私は、これまでできなかった「ある」ことが、簡単にできるようになってしまった。
「好き」はすごい。
あまりの心境・行動の変化に、自分のことながら驚いている。今日は、MELOGAPPAさんについてバーっと書いてみた。よかったらご覧ください。
なんだ、この人たちは。
MELOGAPPAのコンセプトは、「音楽をいろいろな角度で楽しむ」。
お二人で、有名な曲のカバーをされていることが多いです。
彼らのチャンネルには、「音楽をちょっと変わった角度で楽しんでいる」動画と、普通に歌っているかっこいい動画の両方があります。
ちょっと、どうかしてる(褒めてます)系の動画だと、
ミスチルの「空も飛べるはず」を一音一音「飛んで」歌う(跳んでる)
エヴァンゲリオンの主題歌を、「にゃー」だけでアカペラで成立させる
「うっせぇわ」の音程を反転させて歌う
さらに反転させた音に通常メロディや反転ハモリを被せる
短調と長調 移調させて歌う(NHKっぽくなったり、暗くなったり)
CMのフレーズでオリジナルソングを作る
など。
「普通はなかなか思いつかないし、思いついてもできないよね」と感じることを、見せてくれます。
「何これ?」「なんなん?」と、次から次へと動画を見る手が止まらない。
ちなみに、MELOGAPPAのチャンネル登録者数は2022年6月6日時点で50.1万人。動画の本数は323本。
この数字からすると、「今さらMELOGAPPAを知ったの?」「Twitterでトレンドにも入ってたでしょ」「サンドウィッチマンのテーマソング、作ってたじゃん」と誰かに突っ込まれそうな気がしています。
1番のお気に入りは、「普通に歌ってみた」シリーズ
MELOGAPPAのチャンネルには「普通に歌ってみた」シリーズがあって、私は一番好きだ。
そもそも、私がお二人のことを知ったのは、RADWIMPSの18祭「正解」の関連動画として、彼らのカバー動画「正解」が出てきたからだった。(先日noteにも書いたけど、NHKの18祭の合唱がすごくよかった)
最終的に、週末の3日間で何十回も見た動画は、これ。
↑左側にいる赤髪の方が「もり」さんで、右のメガネさんが「さくま」さんです。
この動画は、2022年6月6日日時点で、129万回も再生されています。
サムネイルで気づきますか?
「さくま」さんは、一つ上で挙げた、エヴァの歌(残酷な天使のテーゼ)を「にゃーにゃー」言いながら歌ってた方です。
「ギャップに惹かれる」なんて言葉がありますが、振り幅が広過ぎませんか。
私は元々さくまさんの「普通に歌ってみた」シリーズの歌い方がとても好きで、「声が好きだな。表情がいいな。歌い方がいいな。」と思ってはいたのですが、「ギラギラ」を見たことで「(ヴィジュアルが)カッコいい!やばい!」が加わりました。
さくまさん、歌、大好きなんだな。めっちゃ楽しそうに歌う。
ちなみに、ここではさくまさんをピックアップしてますが
もりさんもギャップのある方で、すっごく素敵なお二人だなぁ、と思って見ています。
仲が良くて、初期の動画も、最近の動画も、トークを見てるとほっこり。
動画を初期から見てる方は、今どんな気持ちでいるんだろう。身近な人がどんどん有名になってくような、そんな感じだろうか。
で、私は何ができるようになったの?
MELOGAPPAさんと出会って、私には大きな変化がありました。
それは、「運動が苦じゃなくなった」ということです。
「MELOGAPPAのYouTubeを流すときは、見ながら美容or健康にいいことをする」と決めたからです。
私は今年の4月から「美活」の一環として運動を始めたのですが、なかなかやる気が出ず。リングフィットは確か2〜3週間くらいでやらなくなりました。
散歩も、筋トレもなぜかモチベーションが上がらず。
それが、MELOGAPPAの動画を見ながらだったら、30分くらいの運動が、楽々できてしまう。
なんか、動画から若返りホルモンかなんか出てる?
「推し」ってすごい。
なかなかできなかったことが、簡単にできるようになってしまった。
私が今まで見てきた、「有名人にハマっている人」も、似たような感覚を味わってきたんでしょうか。
さくまさんは、一児のパパでもあるらしい
最後にもう1本だけ、MELOGAPPAさんの動画をご紹介します。
それは、「娘1歳の誕生日をラップで祝ってみたい」です。歌詞を見て、夫と一緒に「共感しかないね」と笑って見てました。
さくまさん、好きだわ…。もりさんとの掛け合いが本当好き。
人の「好き」をバカにするな
子どもの頃に「有名人にハマっている人」に対して、ちょっと冷ややかな目線を送っていた私。
この年になって、自分にも「ヤバい!好き!」と感じるモードがあることを知りました。(伝わる?)
(森山直太朗さんはずっと好きなんだけど、「ヤバい」じゃなくて「沁みるように」好き)
相手は自分のことなんて何も知らんのに、仕事の合間を縫って、2500字にわたりMELOGAPPAの記事を書いてしまいました。
小学生の自分が今の自分を見たら、どう思うんだろうか。
苦笑い、してるかもしれない。
でも今は、過去の自分に、誰かの「好き」をバカにするんじゃない!と言いたい。
「自分を喜ばせる」引き出しがいっぱいあるって、最高じゃないか。
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