[GBA:41] DIGIDRIVEと私。
GBA生活も気がつけば41タイトル目。
様々なゲームを遊んできたが、今回のゲームは過去1シンプル。
「bit Generations」の1作、「DIGIDRIVE」の感想を綴る。
シンプルながらも熱中できるスコアアタック型パズルゲームだ。
bit Generationsとは
まずは「bit Generations」について軽く触れる。
「bit Generations」とは2006年、GBA後期に展開されたゲームシリーズだ。
キャッチコピーは「GAMEの原点へ・・・」。
「PON」や「ブロック崩し」、「スペースインベーダー」のようなTVゲーム黎明期を思わせるシンプルなビジュアルとシステムが特徴である。
もちろんただの古臭いゲームではなく、洗練されたデザインはどこかレトロフューチャー感があり、一周回ってオシャレに感じること間違いなし。
いつもより小さなパッケージと定価2000円という低価格も大きな特徴で、2005年に展開された「ファミコンミニ」と合わせてミクロにピッタリ!と個人的には思っていた。
何本か購入して、大作の合間にちょこちょこ遊んでいたものだ。懐かしい。
DIGIDRIVEとは
2006年7月27日発売。
上記の通り、「bit Generations」の1作である。
ジャンルはパズル。いや、アクションか?
十字路の中心に立ち、四方からやってくるシェイプ(矢印マーク)を誘導して集めていくゲームだ。モチーフは交通整理らしい。
同色のシェイプを貯め、適切なタイミングで吐き出す事でスコアを稼いでいく。
CPU戦や2P対戦もあるが、己と戦うスコアアタックが基本。
序盤こそ簡単だが、徐々にシェイプの種類やスピードが増加し瞬時の判断と操作を求められるようになっていく。的確かつ効率的にスコアを稼いでいくのはかなり難しい。
「zooo」の記事でも述べたが、私はスコアアタック型のパズルゲームが好きだ。
プレイに深い集中を求められるため、他のことを忘れて頭をリセットできる。
テレワークにより仕事とプライベートの境界が曖昧になっている私にはありがたい存在と言える。
「DIGIDRIVE」も同様で、シンプル故にハマる本作は気分転換に持ってこいだ。
見かけたら是非プレイして欲しい。
とオススメしたいところだが・・・
レトロゲーム高騰、落ち着く日は来るのか?
もしタイムマシンがあるならば、「bit Generations」売却に向かう過去の私を全力で阻止したい。
なぜなら、買い戻すのが困難だからである。
「bit Generations」内容に対して高額すぎる問題だ。
レトロゲームが高騰して久しい。
実況動画に端を発するレトロゲーム需要の高まり、エミュレータ機(いわゆる中華ゲーム機)の機能向上&入手難易度低下、円安による訪日外国人増加。
理由は色々あるようだ。
GBA収集を始めた2022年頃はまだマシだった気もするが、気がついたらGBAソフトも高騰していた。
定価2000円、シンプルなゲームを低価格で実現するコンセプトだったはずの「bit Generations」も例に及ばず、箱説なしで1万円近い価格がザラ。
箱も可愛いので飾りたい・・・となるとお値段は・・・ため息しか出ない。
市場在庫の増えないレトロゲーム市場が落ち着きを見せる日は来るのだろうか?
「COLORIS」と「dotstream」、手放すべきではなかった。
DIGIDRIVEを終えて
複数遊んで「bit Generations」として記事にしたかったが、あえなく断念。
手元に残っていた「DIGIDRIVE」のみ感想を綴らせてもらった。
半分以上、レトロゲーム市場に対する愚痴になってしまったが・・・
シンプルかつ1プレイが短いので、スマートフォン向けに「bit Generations」を展開したら案外ウケるのではないだろうか?
DSで一時展開していたこともあるし、お願いします任天堂さん。
さぁ、次のゲームへ行こう。