[GBA:44] どーもくんの不思議テレビと私。
娘が産まれからというもの、NHK(Eテレ)をよく見る。
「おかあさんといっしょ」のメンバー交代には動揺したし、「ギョギョッとサカナ⭐︎スター」を筆頭に生き物系の番組は大変楽しく拝見している。(決してNHKの回し者ではない)
さて、今回はNHKが誇る謎のキャラクター・どーもくんによる「どーもくんの不思議テレビ」のプレイ感想を綴る。
謎のゲームだと舐めてはいけない。神ゲーだ。
どーもくんの不思議テレビとは
2002年2月21日に任天堂より発売されたGBAソフトである。
ジャンルは「番組アクションゲーム」。
要するに「テレビ番組を模したミニゲーム集」だ。
茶色くて四角くて「どーも」しか言わないどーもくんを操作して様々なミニゲームを攻略していく。
メニュー画面が新聞のテレビ欄を模していたり、各ミニゲームにはNHKらしい簡素なタイトル画面が用意されていたりとなかなかに凝った作り。
ゲーム内容も
「鳥の成長を見守る」(固定画面アクション)
「音楽番組でオーケストラの指揮をする」(音ゲー)
「時代劇」(ベルトスクロールアクション)
「野球中継」(バッティング特化の野球ゲーム)
など多岐に渡る。
ミニゲームによってはOPソングも用意されている謎のこだわりが凄い。
難易度は結構骨太。
ミニゲームによっては何度もリトライが必要となるだろう。
でも大丈夫。
ゲーム内通貨を用いて「テレフォンショッピング」をすることで、サポートアイテムを購入できる。対象年齢を考慮した優しい心配りだ。
好きなゲーム BEST3
たくさんあるミニゲームの中から、特にお気に入りをご紹介。
第3位 大どーも相撲
NHKらしい相撲中継モチーフの格闘ゲーム。
突き押ししつつ、隙をついて投げ技や引き技で相手の体勢を崩せば勝ち。
クリアすることで番付が上がると共に難易度も上がる。目指せ横綱!
第2位 どーも交響楽団
指揮者としてクラシックの名曲を指揮する音楽ゲーム。
流れてくる譜面に合わせてボタンを押すbeatmaniaタイプの音ゲーである。
「威風堂々」や「ウィリアムテル序曲」などの超有名クラシック曲が1曲あたり約3分と長尺で収録されておりプレイボリュームも十分!
第1位 剣豪!! みねうちどーも
時代劇ドラマ風ベルトスクロールアクション。全3話構成。
「肉じゃがのダンナ」こと、浪人どーもくんとして悪行を働く無法者たちを切って捨てる。(ただし、タイトル通りに峰打ち)
コテコテな人情物シナリオと意外に歯応えのあるバトルが楽しめる本作屈指の大作ミニゲームである。(大作ミニゲームとは・・・?)
どーもくんの不思議テレビを終えて
軽い気持ちで手をつけた「どーもくんの不思議テレビ」だったが、大変楽しめた。Googleの検索候補に「どーもくんの不思議テレビ 神ゲー」と出てくるだけはある。
紹介したミニゲーム以外にも「ファンタジーゾーン」のようなSTGがあったり、クイズ番組や料理番組まであったりと本当にバラエティ豊か。
自信を持ってオススメしたいタイトルだ!
さぁ、次のゲームへ行こう。
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