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[GBA:48] アドバンスガーディアンヒーローズと私。

アクションゲームを遊びたい!
迫り来る敵を薙ぎ倒して吹っ飛ばしたい!

前回「桜国ガイスト」でRPGを満喫した私はACTに飢えていた。
今回は「アドバンスガーディアンヒーローズ(以下、AGH)」のプレイ感想を綴る。GBAで本格ベルトスクロールアクションを楽しめるタイトルだ。

なお私は前作「ガーディアンヒーローズ(以下、GH)」未プレイのにわかにつき、SS(セガサターン)ファンの方々はお手柔らかにお願い致します。

アドバンスガーディアンヒーローズとは

2004年9月22日発売。
SSで人気を博した「GH」の続編である。
「GH」キャラクターも登場し世界観は地続き風なのだが、シナリオ上の繋がりは薄い。「AGH」からのプレイでも全く問題はなかった。

ジャンルはリアルタイム格闘アクション。
前文に書いた通りベルトスクロールアクションで、簡単操作でコンボを繰り出す爽快感が売りだ。
ちなみに私のベルスク原体験はSFC版「ファイナルファイト」である。
同世代のアラフォーおじゲーマーであれば似たような人が多いのではないだろうか?

現実世界から召喚された設定につき、
GameOver時のセリフがとてもメタい。

序盤は苦戦したが、自キャラの成長(+プレイスキル向上)とともに難易度曲線は緩やかに下降。
ビシバシ!ドカーン!と敵を吹っ飛ばすのがとても気持ちよかった。

と初見の私は感じたのだが、「GH」ファンからの評価は芳しくない。
私が調べた範囲では
・ルート分岐がなくなり一本道進行になった
・格闘ゲームのようなコマンド入力がなくなった

という2点が評価を下げているように思われた。

ここからは上記を念頭に置きつつ、「AGH」をよかったポイントを語りたい。
楽しませてもらったので、弁護させて欲しい。

簡単操作の爽快バトル最高!

「AGH」一番の魅力はバトルの爽快感だ。
方向キーと攻撃ボタンの簡単操作でどんどんコンボが繋がっていく。
吹っ飛ばした敵を追いかけて空中コンボを決められるところに「MARVEL VS CAPCOM」味を感じた。(「FIGHTING  COLLECTION」楽しみ。)

襲いくる敵を殴り飛ばせ!

「GH」ではもっと格闘ゲームらしいコマンド技が実装されていたらしい。
対して「AGH」ではせいぜい「→+攻撃」で吹っ飛ばし、「↑+攻撃」で空中打ち上げ程度。「スマブラ」に近い。
「GH」より簡素になったコマンド入力ではあるが、正直GBAでコマンド入力は厳しいと言わざるを得ない。ユーザ年齢もSSより低いと思われるため、仕様変更は英断だろう。

また「AGH」から追加されたカウンターも爽快感抜群。
タイミングよくボタンを押すことで攻撃を弾き返す、所謂ジャストガードだ。
レベルアップで受付時間を伸ばせるので、後半戦ではどんな攻撃もカウンターで弾き返せるようになる。
ややバランスブレイカーめいているが、多勢に無勢の戦いを終始強いられるので頼りになるシステムだった。発生時の演出もカッコいいし。

一本道シナリオを多キャラで周回せよ!

ルート分岐は正直欲しかった。
この点は「GH」からの惜しい変更点だと私も感じている。
「GH」ではルート次第でラスボスまで違うのだとか。

巨大ラスボス戦は胸踊るが、バリエーションが欲しいのも確か。

ただし「AGH」も遊びの幅がない訳ではない。
初期キャラクターこそ3人しかいないが、隠しキャラクターが多数存在している。
中には敵キャラクターもいるなどバリエーション豊かだ。
シナリオやステージ構成が固定な分、プレイアブルキャラクターの性能でプレイに幅を持たせている点に好感を持った。

アドバンスガーディアンヒーローズを終えて

軽い操作感と小気味いい打撃音を感じながら、大勢の敵を吹っ飛ばす爽快感が最高の一言。ACT欲は十二分に満たされたと言える。

正直「GH」ファンだったならば、批判していたであろうポイントはある。
だが「AGH」単体で見るならば、気軽にベルトスクロールアクションを楽しめる良作だ。一周も短いのでストレス解消に是非オススメしたい一作である。

ありがとうございます!仕事頑張ります!

さぁ、次のゲームへ行こう。

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