[GBA:43] トルネコの大冒険2アドバンスと私。
ローグライクは好きですか?
メジャー、インディーズを問わず多くのタイトルが発売され、今やローグライクは人気ジャンルとして百花繚乱の時代を迎えている。
私も小学生の頃から何度も何度も不思議のダンジョンに挑んできた。
さて、今回は「ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン」のプレイ感想を綴る。タイトルが長すぎる。。。
以降、「トルネコ2アドバンス」と省略する。
GBAで遊べるローグライクの決定版だ。
トルネコの大冒険2アドバンスとは
2001年12月20日発売。
ご存知の通り「トルネコ」は国内ゲーム市場においてローグライクというジャンルを切り開いた歴史的傑作であり、「トルネコ2」はその正統続編である。
ジャンルの開祖としてシンプルな作りの「トルネコ」に対し、後発作である「風来のシレン」から様々な要素を逆輸入することでゲームプレイの幅を広げているところがポイントだ。
そんな「トルネコ2」をGBAに移植したのが「トルネコ2アドバンス」である。
PSからGBAへの移植だ。
スペックからするとかなり無茶な移植と思いきや、操作周りは練られたボタン設定のおかげでスムーズ、スリープモードやフロア毎の中断セーブが可能になるなどローグライクとしてむしろ進化している点すら見受けられる。
言ってしまえば「完全版トルネコ2」と言っても差し支えない出来だ。
「トルネコ2」の頃、私は中学生だった。
よく親に隠れて試験勉強の合間にこっそり「トルネコ2」を遊んだものだ。
「トルネコ2」は気軽なプレイ中断が難しいため、親の足音にビビって電源を消しセーブデータを失った経験も数え切れない。
遊んでいたのが「トルネコ2アドバンス」だったらスリープモードがあったのになぁ。
ローグライクの魅力
ローグライクは遊ぶ度に夢中にさせてくれる存在だ。
一時、「Dead Cells」や「Slay the Spire」に熱中していた時期があった。
上記は超有名タイトルなので今更説明は不要だろうが、本当に面白い。
そして今回遊んだ「トルネコ2アドバンス」もかなりハマった。
セーブ周りの改善や携帯機の手軽さもあり、中学時代にプレイした「トルネコ2」よりも楽しんでいたように思う。
なぜ人はローグライクに夢中になってしまうのだろうか?
その理由はやはり緊張と緩和の繰り返しにあるのだろう。
ランダムマップにより一寸先がわからないという不安。
せっかく集めた貴重なアイテムを1ミスで失うという緊張感。
そして己の機転でピンチを切り抜けた時の安堵と上達の実感。
プレイ中に緊張と緩和が何度となく繰り返される。
難所を切り抜けた時、脳内で幸せホルモンがドバドバ生成されていることだろう。
そりゃハマる。
トルネコの大冒険2アドバンスを終えて
正確に言えば終えてはいない。
多くの隠しダンジョンが私を待っている。
「1000回遊べるRPG」は伊達ではない。
商人に飽き足らず、戦士や魔法使いに転職することもできる。
世界一の武器屋を目指していたのではなかったか?
でもHPを消費して魔法を唱えるところがトルネコらしくてかなり好きだ。
が、多くのGBA作品が私を待っているため、集中的にプレイするのは一旦ここで切り上げる。ネネ、すまない。少し待っていてくれ。
折を見て「もっと不思議なダンジョン」に挑むため戻ってくるから。
あ、でも「風来のシレン6」も結局遊べていないのでそっちもやりたい。。。
さぁ、次のゲームへ行こう。
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