架空人物特集-今この人がネツい〜パークコーディネーター、公園男〜
パークコーディネーター、公園をプロデュースすることを生業として自身のSNSでの発信、数々の大物とのコラボで一躍時の人となった男、公園男(おおやけそのお)
この日のインタビューはこの男のホームでもある公園で行った。今熱のあるネツい男の本音を探った。
「公園男、27歳です。生まれは九州の鹿児島ですが、3歳ですぐに東京に来たので、実質東京の人間です。職業はパークコーディネーター、公園を管理している自治体や外部委託されている民間の企業さんから依頼があってプロデュースしたり、後は僕が開放してる遊び場、公の園っていうのが関東に四つ、関西に三つあります。基本的にお子さんが遊ぶのは無料でして大人の方が入られたい時はワンコインで入場料を頂居ております。まぁ、ショッピングモールのもう少しテーマパーク寄りというかそういった場所を作り上げています。」
(どういった経緯でこの仕事を)
「元々は、あんまりよろしくないことですけど、頭の中での妄想の範囲なんで大目に見て欲しく、無許可で公園をジャックして大改造しようと思ってたんですよ。笑
DIYも好きですし、秘密基地みたいなのを作っては壊し、作っては壊しやってきたので、
和製バンクシーのような形で公園で色々表現できるぞと思い。
まぁ、実際はそんなことしたら誰も喜ばないのかなと思って、プレゼン資料を持っていって最初は近所の自治体さんに駆け寄った所からスタートしましたね。
ちゃんと許可を得て、景観を損なわないように慎重にプロデュースするところから。
知り合いが公務員だったので、最初は半分ボランティアみたいな感じでそういうことやってたんですけど、それをSNSで発信したら、ちょいバズりちょいバズりで草の根で広がって今に至るというか」
(それがここまで広がるというのはスゴいですね。
当初はここまでいくというイメージはありましたか。)
「明確なイメージはなかったですけど、狙ってる感はありました。自分の信じた道で作り上げていってその先にはエンタメの一つになるなぁという感じが漠然とですがありました。僕は各分野でオリジナリティを追求している方を尊敬してるのですが、ミクスチャーバンドの炙り竿のボーカル、キシベさんとかスゴいですよね。
バンドのボーカルがウォーキングに力入れてるじゃないですか。正しいフォームで靴の履き方、景色についても語るといったあの感じ、オリジナリティの追求の代表ですよね。そういった人からのインスピレーションというか、参考にさせていただいてますね。着地はどこにしろ、自分の取り組みに課してるルールはオリジナリティだと。そこさえブレなければ常に発想は浮かび続けて、狙った方向に人が集まる気がします。」
(ありがとうございます。最後になりますがファンの皆さんに一言)
「公園男という人間を、その人間が作ったモノに関心を持って頂きありがとうございます。まだまだ仕掛けていくのでこれからも好きな仕掛け、関心のある仕掛けは是非チェックしてみてください。」
公園の未来はこの男にかかってると言っても過言ではない。
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