自分を推せ、俺は自分を推す
あなたの推しは何ですか?
地下で頑張るあのアイドル、
胡散臭いあの教祖、
ルックスも良くて、べゃしりも上手い職場の先輩
まぁ、世の中人の数だけ推しはありますね。
何も推すのは人でもなくて、キラキラ光るあの宝石、仕事の後のあの一杯ってぇ人もいらっしゃるでしょう。
拙い前置きではございましたが、私の推しはズバリ、私です!
まるでファイトのあのフレーズのような言い方ですが、
ここで言いたいのは誰かに人生を預けたような生き方をするくらいなら自分を推せと言いたいのです。
そりゃ、画面越しのキラキラした俳優と見比べると自分なんてと想うかもしれません、素敵な作品を世に発表するあの映画監督じゃなくて、世界を舞台に活躍するアスリートじゃなくて、日々小さな仕事で大きくダメージを受けて悪戦苦闘する私をよりによって推せですとと言いたくなる人もいるかと思います。
それでも、それでもです。
大事MANの歌詞じゃないけど、立派な偉人を推すよりもダサくても自分を推した方が美しいと思いませんか。
そんなの嘘だと思いませんか、チャチャチャチャではロマンスのゴッドも裸足で逃げそうですが、
あなたの人生はあなたしか生きれないのですよ。
いいじゃないですか?
できっこないことばかりでも、また今日も納得できる理想に及ばなくても
スター同士の対談よりも自分の独り言
街の大画面に映る女優の笑顔よりも鏡の前のあなたの笑顔
さぁ、今こそ自分を推してみませんか?
私は私を推してます、
よっ、鏡に映った自分最高だー…………でももうちょっと口角上げようかね!
チャンチャン