自己決定と自己肯定
MCS認定マザーズティーチャー、TCS認定コーチのみんごです。
「だれかに決められた道ではなく、
自分で選んだこと。」
その選択を小さなうちから積み重ねていく。
それが自分に自信が持てる根っこの経験なのかなと思います。
親ができることは、子どもが小さい時でも、成長して大きくなったとしてもたったひとつ、大切なことがあるとしたら。
その選択を心の底からリスペクトできるようにする。
ということかな。と思います。
その選択が親の私が思う「より良いほう」ではないとしても、それを、良いとか悪いとかでジャッジするということをやめるということ。
この子にとって、ベストなことを選択している、と本当に思えているのかなということです。
子どもたちに「選択をさせる」「選択してもらう」というのは意識してできなくもないと思うのです。
「どっちがいい?」「どれがいい?」と聞くことは、たいていの親御さんはやっている。
親がいいと思うことを子どもが選び続けてくれれば、親にとっては都合がいいし、悩むこともないし、楽です。それをつい、「いい子」と呼びたくなります。
でも、そんな時ばかりではなく、親から見ると「それはどうなのかなぁ」と思うことを選んでしまったりするときがありますよね。
その時に、本当にこれがベストな選択だと信じることができるか、というのは子どもの問題でなく、親である自分の問題だなと思います。
また子どもは忖度してその行動を選んでいないかということも、私自身は気になります。
私のこれまでの行動が、子どもの選択にどのように影響しているのだろうか?子どもの人生を小さくしてしまっていないだろうか?という心配があるのです。
問題がないと思える子ほど、その心配があります。私にとっては、自分と違う選択を出せる子どもに育っているほうが、安心するなと思っています。
その判断基準になるものはなんだろうと考えているのが、いまの考え事かな。