【読書感想文】親の離婚を通して読む『そして、バトンは渡された』
私は大学4年生の女(22歳)です。
突然ですが、私は両親が小学5年生の頃に離婚したため、一度姓が変わるという経験をしています。そんな私が、瀬尾まいこさん著『そして、バトンは渡された』を読んで感じたことを以下に記録します。
『そしてバトンは渡された』は、2019年に本屋大賞を受賞し、この秋に永野芽郁主演で映画化された人気の小説です。
現在90万部ほど売れているみたい。
作品の主人公である優子は、事故で母親を亡くし、父親に引き取られるも父親が再婚・離婚し…などというように、親