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【2年次1-2科目め】老年心理学A/B・SR履修※11/16評価追記

2年次の最初の学習まとめが7月末って……
オンデマンドスクーリングは期間内にしっかりと終わらせたのですが、どうにもレポートが進まず、こんな時期になってしまいました。

まずは科目の概要

老年心理学Aは、生涯発達の中での「老年期」と、老年期における「適応」を中心とした科目。対して、老年心理学Bは、「認知症」を中心とした科目。
人間の「老い」は誰もが避けて通れない身近な問題ですが、私自身は最近父を見送ったことと、幼少期は認知症の祖母と同居をしていたので、現実的にかなり身近に感じる内容でした。

他人事ではない老年期。

ではまずAの内容から。
……の前に。スクーリングは毎回「今回はどんな先生かな~」とワクワクしているわけですが、今回の先生は!話し方も分かりやすい!!レジュメも分かりやすい!!好き!!笑

さて本題に戻りましょう。
「生涯発達の観点から老年期の発達と適応を考える」という内容ですが、誰しも他人事ではないですよね。私が大学入学にあたって考えたことが、「子どもが成人してもまだ40代後半、そのあとの私の人生どうするんだろう……?」だったので、老いに対する危機感はヒシヒシと感じていました。
その点から、エリクソンの発達段階論はとても興味深い。この理論に当てはめると、どうも私自身は学童期の後半~青年期あたりの課題を達成できてないような気もするのですが、成人期でだいぶ巻き返した……?ようにも思います。そろそろ壮年期を迎えるにあたって、「世代性」の課題についても達成できそうかな……?

私がヤングケアラーをギリギリ回避した理由

続いてBの内容「認知症」についてです。
これについては言いたいことが山ほどある……とてもここでは書ききれないので、思ったことだけできるだけ簡潔に。

「認知症当事者の意思決定権」
大切なのは理解できるけど、同時にすごくモヤモヤするワードです。
実家で同居していた祖母は、私が産まれたころから徐々に認知症を発症し、中学生の時に亡くなるまで母が自宅で介護をしていました。それを見て育った身としては、理念もそれを支える制度もどこか「綺麗ごと」に見えてしまうのですよね。
なぜ私がヤングケアラーを回避できたかと言えば、それは単純に「我が家に金と人脈があったから」につきます。私の知っている時代から、認知症家族へのサポートはそれほど改善されたようには正直思えません。金や人脈のない家族は、当事者のQOLのために自身のQOLを犠牲にするしかないのでしょうか?この問題については、今後も引き続き考えていきたいです。

論述式レポート(全文掲載)

論述式レポートの課題は

老年心理学A(※11/16追記 評価:優)
高齢期(老年期)と呼ばれる時期がどのように捉えられるかについて、「生涯発達」お よび「心理的な適応」の観点から、これまで示されてきた考え方を整理した上であなたの 考えを述べなさい。

老年心理学B(※11/16追記 評価:優)
認知症の症状について、中核症状と行動・心理症状という観点から整理した上で、症状 の出現に影響する要因について具体的に示しなさい。

です。こちらの2課題、以下に全文掲載しております。


※以下、提出したレポートを全文掲載しております。
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