差別を許せない人へ
世の中には、差別をなくしたいという人が5万と居ます。
そんな人に私が思うのは、どうやって差別をなくそうと思っているのか、ということです。
悲しいことに、差別というものは意識していなくとも行われることがあります。
それはなぜかと言うと、私達が差別される人達の立場に居ないからです。
だからこそ、差別をしたくないと思っている人であっても、無意識のうちに差別的な扱いをしていることがあるんです。
そこに対して、「アイツは人を差別する酷いやつだ」、と非難することが差別を無くすことにつながるのでしょうか?
その人が差別的扱いをしたことも事実ですが、
差別しないように配慮していながらも、立場が違うために気づけない部分がある、というのもまた事実です。
もちろん、そうだからといってその人の差別的扱いを許すのは簡単ではないでしょう。
ですが、その1回の失敗を許すというところに
人と人の歩み寄り、相互理解というものが始まるのではないでしょうか。
それが「健常者・障害者、日本人・外国人」など、肩書きの関係がない人間同士の関わり合いだと私は感じます。
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