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「立体感がない」なんて言わせない。Brauer Motion

まず、あなたのお気に入りの曲をじっくりと聞いてみてください。
例えば、パーカッションやギター、シンセサイザーの音がその楽曲にあるとします。 その音が「どこ」で鳴っているのかじっくり聞いてみてください。 よく聞くとギターは右から、シンセは左。パーカッションは右から聞こえたり左から聞こえたり。 そんな風に聞こえないですか?
各パートの音を左右に配置するのもミックスの醍醐味ですね。ほとんどのDAWには「PAN」という各トラックの左右の位置を調整できるパラメーターが存在します。それを調節することを「パンニング」と呼び、楽曲に「深み」や「奥行き」を加えることができるんです。
今回の記事では、楽曲に「深み」や「奥行き」といった「立体感」を感じることができるようになるWavesプラグイン、Brauer Motionをご紹介します。

一流エンジニアのパンニング

楽曲を立体的に感じさせる要因はなんでしょうか。 各トラックの音量、定位(パンニング)、リバーブやディレイなどの空間エフェクト。さまざまな要因がミックスされることにより、素晴らしい立体感を表現することができるのです。 Brauer Motionは、トラックの音に「動き」を加えることで更なる「立体感」を表現できるプラグインです。
グラミー賞受賞エンジニア マイケル・ブラウアーとWavesのコラボレーションで誕生したこのプラグインは、単なるAuto Panではありません。 完全に独立した2つのパンナーの「スピード・幅・深さ」をそれぞれコントロールすることで、今まではできなかったような「音の動き」を再現します。
リズミックなパーカッションやアコースティック・ギターなどのトラック、パッドやオルガンなどのうねりを持つトラックに、「繊細な揺れ」から、「大胆なパンニングの動き」まで、リスナーを惹きつける多彩な「音の動き」を作り出します。


サウンドの動きが視覚的にわかるユーザーインターフェイス

ユーザーインターフェイス(以下UI)に配置された球体の中でそれぞれのパンナーの動きを視覚的に把握することができます。
Brauer Motionは、パンやスピンなどの多彩な動きをテンポに同期させたり、スタート・ストップの方法を設定することも可能で、あらゆる動きを設定することが可能です。
全ての動きを視覚的に確認でき、耳だけでなく視覚的にも音をイメージすることができるのです。


既存のツールでは作り得ないサウンドの動き

エンジニア マイケル・ブラウアーが設計に全面協力したBrauer Motionは、既存のツールでは作り得ない、熟練のサウンドの動き、色彩を、指先で操ることのできるプラグインです。パーカッションやアコースティック・ギターなどのリズミックなトラック、パッドやオルガンなどのうねりを持つトラックに、繊細な揺れから、大胆なパンニングの動きまで、リスナーを惹きつける多彩なムーブメントを作り出します。
ミックスの中で埋もれていたようなパートに命を吹き込み、躍動感溢れる楽曲に仕上げてくれるでしょう。

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