今日の聖教(20231020)

20231020わが友に贈る

20231020寸鉄(選)~
自分が強くなるほど仏法勝負の実証は早く出る―牧口先生。祈り即行動で
「友の喜び友の嘆き一つなり」御書。互いに励まし共々に立正安国へ邁進!

20231020名字の言(切取)~
 御書に「人の力をませば我がちからまさり」と。悩みを「聞く」。手紙を「書く」。仏法を「語る」――。学会活動にある〝利他の動詞〟。その積み重ねが自他共の幸福を築く。

20231020栄光の共戦譜1980年(昭和55年)~
 1980年(昭和55年)1月14日、神奈川・横浜の港に、四国の同志の求道の声が響いた。
 この日の正午前、約800人の四国メンバーを乗せた「さんふらわあ7」号が横浜に到着。神奈川文化会館に滞在していた池田先生は、友を出迎え、下船した同志に笑顔で語りかけた。
 「よく来たね。これで勝った!21世紀が見えたよ。君たちが新しい広布の突破口を開いたんだ」(略)
 〝先生の行動が制約されているのなら、私たちの方から、お伺いしよう!〟
 その求道心を、ことのほか喜んだのが先生だった。
 「さんふらわあ7」号が到着した日の午後、神奈川文化会館で四国・神奈川の交流幹部会が開催される。先生は参加者をねぎらうと、直後の懇談会で〝大楠公〟等をピアノ演奏し、温かく激励した。
 同日夜、四国のメンバーは船で帰路に就いた。出航したばかりの船から、神奈川文化会館の最上階に明かりが見えた。先生と香峯子夫人が懐中電灯をふり、最後の最後まで見送っていたのである。
 この年、5月17日には徳島の友が、20日には愛媛の友が、「さんふらわあ7」号に乗り、神奈川にいる師匠のもとへ。四国の同志の求道の航海は、計3回、約3000人に及んだ。
 師弟の絆は、逆境の時こそ輝きを増す。
 先生は、当時を振り返り、こう述べた。
 「いちばんたいへんなときに、真っ先に私のもとに来てくださったのが、いちばん遠い四国の方だった。これが四国の方の心なのです」

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