20230825切り抜き


20230825わが友に贈る

20230825寸鉄(選)~
広布の姿は個人の幸福と社会の繁栄の一致―戸田先生。共に希望の未来を

名字の言 関東大震災から100年2023年8月25日

 聖教新聞東北支社広告部が毎年の「敬老の日」に合わせて実施する、おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵コンテスト。東日本大震災の翌年、“家族の絆”を大切にする趣旨で始まった。今年も9月1日まで作品を募集中だ▼過去の入選作を見て思う。ほとんどの作品が祖父母の笑顔であること。また、目や口など、顔の一部が強調され、実際の容姿とはだいぶ違うと思われる絵が多い。どれも愛情や感謝の思いがあふれる力作ぞろい。作者が心で感じて描いた祖父母こそ“真の姿”なのかもしれない▼東京の国立国会図書館で開催中の展示「資料が語る関東大震災」。被害の大きさを伝える当時の写真や報告を見て、戦慄が走った。だが、それ以上に強く心に響いたのは、被災した画家による画集や、文豪が書き残した文章だった▼“この現実を知らせなくては”“後世に残さなくては”との作者や筆者の切実な思いを感じた。そして“ここから必ず再起してみせる”という覚悟に迫力があった▼関東大震災から9月1日で100年。この間、社会は大きく変わり、複数の災害が同時に起こるようになった。それでも「人間の強さ」は不変だったように思う。それを支えたのは人と人、心と心のつながりである。(白)

社説(切書)~実は、夏は1年で最も体が冷えるといわれている。

きょうの発心~
我ならびに我が弟子、諸難ありとも疑う心なくば、自然に仏界にいたるべし。天の加護なきことを疑わざれ。現世の安穏ならざることをなげかざれ。(開目抄、新117・全234)

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