小学校時の最高娯楽はギンヤンマ捕獲!
小学校低学年から4年生くらいまでは虫取り網を持ち
自転車で30分程度の人口沼に向かいトンボやギンヤンマ等をタモ網で無我夢中で捕獲していた。
普通のクルマトンボや赤とんぼは直ぐに捕獲できるが
素早い飛行能力のギンヤンマは中々捕獲できない
小学校5年生の時に石巻市渡波ギンヤンマ捕獲業界に激震が走った
真向かいの方でギンヤンマをバシバシ捕獲しているちょい年上の男の子が居た
どうやら隣町からギンヤンマ取りにたまたま遠征しに来ていたようだ。
お願いして捕獲の仕方を見ていたら先ずはギンヤンマのメスを捕獲し胴体にタコ糸で結わえて棒の先に結びつけ振り回し
繋がりに来たギンヤンマのオスをガンガン捕獲するハニートラップ作戦のようだ。
仮にメスのギンヤンマが捕獲できていない時には当時流行ったペイントマーカーでオスの胴体の認識食の水色を深緑色に塗りメスに見立てて振り回す事でも大量に捕獲できた
もう小学生の私らグループは小躍りするほど喜んだ
隣町から来た2個上のお兄ちゃんは正にギンヤンマ界隈のヒーローである
更には最初の一匹を捕まえるのがしんどい時にはヨモギの葉っぱ結んで振り回してもギンヤンマは捕獲できたw
きっと深緑色だけでも反応するようだ
その捕獲時には独特の掛け声と言うかなんと言うか・・・面白い声を発してギンヤンマをおびき寄せる
声の限界で「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰 」って奇声を発するのだ
確かに向かい側でまぁーまぁー距離は有ったが向かい側からも奇声は当初から聞こえていた。
既にギンヤンマ捕獲の手段を見て羨望の眼差しで尊敬の念で接する2個上のお兄ちゃんの言葉には洗脳的な効果もあり皆が真似をした。
「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰」
隣からも「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰 」
向かい側からも「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰」
もう集団行動としてギンヤンマ捕獲に酔いしれ今思えば深いトランス状態である
「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰」
「まぁ〰〰〰 まぁ〰〰〰」
もう収集がつかない日々の始まりだ
1週間ほどして近所の住人より奇声が毎日聞こえてきて気味が悪いと派出所に連絡が入り補導とまで行かないが二度と奇声を発しないと十数名が警察官に約束されブームは終焉に向かった。
今も思い出される小学校の思い出である
今度子供達にギンヤンマ捕獲を披露したいものだが今はどこに生息しているのは分からない
もう40年も前の話ですからね
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