カーネギー「人を動かす」を読みながら個人的採用力を磨く③ ~yentaの返信率が19%→75%に~
世界的名著カーネギーの「人を動かす」の中の「人に好かれる法則」の中に「誠実な関心を寄せる」「聞き手に回る」という法則があります。
その法則を採用にも使っている「yenta」というビジネスマッチングアプリに活用したところ、マッチング後のファーストメッセージに対する返信率が「6倍」程度に上がったので、そちらについて書きたいと思います。
●yentaを既に使っている方に向けて、先に結論提示
A「僕が知らない●●の話を」
B「聞かせてください!」
と入れること。カーネギーの言う原理原則から考えると、多分、特に「B」が大事だと思います。
文字数にして、
「400文字程度」→「100文字程度」
になっています。
さて、以下詳細です。
●ビジネスマッチングアプリ「yenta」とは
言葉で説明するより画像の方がはやいですね。下記の様な感じで「興味あり」したビジネスパーソン同士がメッセージ出来るようになるアプリです。
●会うまでのプロセス
以下5つです。
①興味あり
②マッチング(=相手も自分に「興味あり」する/メッセージ開通)
③「会いましょう」メッセージする
④リアクションがある
⑤会う日程調整
●自分のケース
有難いことに経歴に興味を持っていただくことは多く、
・①を受ける数
・①→②の歩留まり
は悪くない気がしています。(他の人もそうなのかもしれませんが)
ただ、自分の場合、
・③→④の歩留まり
が(多分)悪い状態でした。
それまでは、
・冒頭に簡単に相手のプロフィールとの共通点
・自分が提供できる/話せるネタ
・心理的障壁を下げるためのクローズ(SkypeでもOKですよ)
を入れたメッセージを送っていました。
自分なりに、
「相手毎の”ミニ”カスタマイズはして」
「相手のメリットを提示し」
「楽に会える感をだす」
という設計でメッセージを作って送ってました。
●③→④の歩留まり(ファーストメッセージへの返信率)
・送信数:202件
・返信数:19% (めちゃ低かったら恥ずかしい・・・)
でした。
「こんな無視されるか・・・」と思ってましたが、
「まあ、サービスもグロースしているみたいだし、ユーザー増えればそうもなるかな」
と考え、使用を続けていました。
●変えるきっかけ
そんな中、カーネギーの「人を動かす」を読み、「人に好かれる法則」の中の「誠実な関心を寄せる」「聞き手に回る」という法則を読み、
「原理原則だから、yentaにも効くはず」
「がらっと変えてみるか」
と変えてみました。
●変えたこと
>「誠実な関心を寄せる」の観点
→相手のプロフィールのどこに関心を持ったかを明示(まあ、これは普通ですね)しながら、興味ありした旨を記載。
>「聞き手に回る」の観点
→「僕が知らない●●の話、聞かせてください!」といれる。ここで大事だと思っていることは、多分、
・「僕が知らない」ということを明示することで、暗に「あなたが私にとって”重要な存在になりうる”」と言っている
・”!”の感嘆符をつけることで、その意欲があるという感情面を訴求している
ではないかと思っています。
●結果
・送信数:12件
・返信数:75% (これが普通だったら恥ずかしい・・・)
となりました。
是非試してみてください!
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