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an・anの鈴木凌インタビューを読んで

タイプロ(timelesz project)の鈴木凌くんという候補生を推しています。
今日は彼のお誕生日だそうで。とってもHAPPY DAY🎉うれしいです。

本当は気の利いたメッセージや好きなところ100個とか書きたい所なのですが、言語化しようとするとかなり時間がかかってしまうので一旦あきらめ、今回は先日発売されたananの短期集中企画「timelesz PROJECT –AUDITION– DOCUMENTARY#5 15人の想い」の感想を書きます。

発売日の0時すぎた頃からすでに話題になっていたananインタビュー。
どうしても初見は紙媒体で読みたくて(だってan・anだよ!?あの日本有数のロングセラー雑誌のan・anに載ってるなんて感動しちゃうじゃん)水曜の朝、わざわざ早くから開いてる本屋に出勤前に寄って購入。
まずは朝のうちに鈴木くんのインタビュー読んで、昼にこそこそ橋本くん西山くんも読んで(この3人1ページに収まってるのありがたかった)、帰ってあらためて15人分読みました。
朝の時点で「鈴木凌のインタビュー天才じゃん…」って感じたんですが、さすがに贔屓目だよなとも思っていて、でも全員分読んだ後もやっぱり鈴木くんのインタビューが内容詰まってるのに読みやすくて好きで。心にスッと入ってくるのはなんでだろうな〜と思って分解・言語化してみた感想です。

15人が語った内容、おのおの素晴らしくて比較するものではないのは大前提として、あくまで推しである鈴木凌のインタビュー中心に語ります。
当然ながら評論家でもなんでもないただの素人、色眼鏡は抜いたつもりで多分抜けてないオタクの意見なので、優しい気持ちで読んでください…。


1.起承転結が見える

分解すると文章の流れがちゃんと起承転結っぽい…って思ったんですよ。
起 なぜ芸能の道へ?
承 
タイプロtimeleszへの思い
転 
自分の価値観・選考中の変化
結 
いまの課題(結は薄めですがいいんです、だってタイプロ物語はまだまだこれから続くからね!)
地続きで語っていく人が比較的多い中、鈴木くんのインタビューは四段落で割と違う話してて、飽きないし内容いっぱいな感じがして私は好きでした🫶

2.情景が浮かぶ冒頭の文章

あなたもディズニー駆け回るチビ凌、想像しませんでした?
冒頭でイメージさせられたらその後も想像せざるを得ない!
スカウトされる凌、timeleszを勉強する凌。感情的になる凌…。文章の奥行というか、物語に入り込ませてくるような感じ…私は最初読んだ時にハッとして引き込まれてました。

橋本くん日野くんのインタビュー書き出しも具体的な画が見えた気がして良かったなー。

3.対比で生まれる立体感

個人的に立体感あるな〜と思った表現(ざっくり言葉にすると対比?)が散りばめれててるのですが、書きすぎるとほぼ文章になってしまうので際立ってるな〜好きだな〜と思ったものを抜粋。

  • 夢(の国)を見る側 ー 夢を見せる側

  • 完璧に振る舞いたい ー 足りない部分の指摘

  • 感情的で周りが見えない ー 冷静になった時に思い出す言葉

あとは冒頭小さい頃から入ることで子供と大人の対比を感じるのもかなり好きです。いいインタビューだな本当。

4.全部を語りすぎない余白

かつ全てを伝えすぎない余白も巧み。
「え、もっと聞かせて?」という部分も複数。
個人的には今回の応募に関して、timeleszの勉強をしたと言うところから話してるのが気に入ってるし気になっている。その前段でふんわりと応募した経緯は想像できるんだけどもっと詳しく聞いてみたい。
あと皆気になる「四次審査中に感情的になった」のくだりね。止まらない興味を掻き立てられてるよ…。

5.本人が話すリアル感

選ぶ言葉の柔らかさ、おそらく手は入れられてるだろうけど鈴木くんの言葉だな〜と思う部分、動画で話す姿と重なりがありすぎる。最近で言う特別コメントの「未熟」とか。似た時期に本人が話したリアル感があって好き。

あと13年〜約半分のくだり、自分の年齢を直感的に伝えつつ、その期間の長さを強調しているのを感じさせて、timeleszへの活動の尊敬が伝わってくるのも好き。(個人的にその後の生半可へのテンポ感も好きぃ…)

あと「人を笑顔に」ワードを前半と後半、切り口を変えて自然に2回入れてきてるのも好き😭タイプロの公式HPに載ってる手書きメッセージにも「人を笑顔に」って書いていたと思うんですが、鈴木凌的キーワードなんだなとビシビシ伝わってきます。

これは言っておきたい

an・anへの感謝を一番最初に持ってくるか迷ったのですが。
そもそもan・anに載ってる文章、鈴木凌の手だけで書かれている訳がなく、少なくとも編集部やライターさんなどが携わっていますよね(なのでずっと「鈴木凌の文章」と書かずあくまで「インタビュー」と意識して書いてる)。
きっとインタビュアーさんが居て、いい感じに話を引き出してくれたんだろうな〜と思っています。
だから候補生インタビューに携わった皆さんに大・大・大感謝です。

とはいえ、こんなに私が好きな文章だ〜と思えるくらいには汲み取られるよう話せる鈴木凌の力、これもまた才能。たぶん鈴木くんは書くより話すことで伝えるのが得意なんじゃないかなと予想しています。(タイプロの供給を見ていて、HPの手書きメッセは字かわいすぎ🥰推敲させて🥺と感じていたのだけど、映像で「見ててください!」ってお喋りしてる姿はくるものがありますよね…おはなし力…)


いいと思えるインタビューって、見せ方やテクニックは正直あまり重要でないと私は思っていて。語る本人の気づき…自分の何をどの面から、どう見ているか?の視点が出るというか。
今回で言うと、timeleszと自分、選考で課題に挑む自分の視点はもちろんなんですが、個人的に一番刺さっているのはアイドルでいることへの視点。
芸能の世界、元気を与える存在でいたい、ということに対して、子供の頃の原体験エピソードを一文冒頭に入れているのが好きすぎる。
単純化されて書いているけど、おそらく動いたきっかけ自体はスカウトな訳で、その時点で明確にアイドルになりたい!ってシンプルに目指していた訳ではないと思っていて。
きっと今まで活動してきた中で「なぜこの道を選んだのか」「なぜ自分はアイドルという仕事に魅了されているのか」自分自身と向き合ってきた。掘り下げて掘り下げて、その原体験に気づけている。だからこそちゃんと鈴木凌自身の言葉として語ることができる。
これはそういう人のインタビューだな、と感心した訳です。

…とか言って、もしかしたらインタビュアーさんが短時間でその奥底まで引き出してくれたのかもしれないけれど!そしたらそのインタビュアーさんが大天才すぎるので給料大幅UPしてあげてください(笑)

勝手にananの宣伝

どうやら「短期集中企画 timelesz PROJECT -AUDITION- DOCUMENTARY特集」不定期連載らしく、なんの号に何があるのか分かりにくいっぽいので現時点まとめてみました。

  • #5 15人の想い(No.2427
    四次の候補生15人のインタビューが1/3ページずつ載ってる

  • #4 3次結果と新たな挑戦者(No.2026
    俳優部3人のインタビューが1ページずつ載ってる、あと三次審査の詳細

  • #3 36人の候補生(No.2421
    36人が二次審査で何歌って踊ったかわかるよ

  • #2 プロからの目線(No.2419
    多分NOSUKEさんと宮本さんのインタビュー?

  • #1 START(No.2413
    多分timelesz3人のインタビュー?

まじで候補生を1人でも強烈に推しているならば、an・an紙で買うのおすすめします。紙は感動度が違うので…。800円で手元に現物で残せる価値!
電子データってひょんなことで消えちゃうからな〜。後で気付いた人はあるうちにバックナンバー買っとこう。私は太字のは買いました。

お読みいただきありがとうございました❤️

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