見出し画像

その「儚さ」を推すということ

(有料設定にしてますが最後まで読めます!)

これを読んでいるのはtimelesz project(タイプロ)関連で辿り着いた人が多いのではないかと思うけれど、上記は推しがたまたま出ている番組なだけで、関係ありそうで無い気もしてるのでご了承下さい。
これは自分の気持ちの処理の話だし、推しの名前も明確に書いてないし、よくある話な気もして本当にとりとめもないけど、読んでくれる人がいたら嬉しいです。

はじめに

私は多分性質的にオタクになりにくい。アイドルはJ-POP/K-POP幅広くそれなりに好きだし、嵐や少女時代のような王道のCDやアルバムを買ったこともあったけど、あくまで茶の間の範囲だったと思う。
ライブで遠征したり推し活したり、オタクできるまで何かにハマれる人を心から羨ましいなと思ってきた側の人間。だったのに。

そんな私が、とあるタイプロ候補生の沼にハマってしまった。
推しは現時点で、まだ一般人。
彼を今後も見続けられるかどうかの命運は、現timeleszメンバーが握る。

そしてタイプロはあくまで「timeleszの仲間探し」を追うドキュメンタリーで、サバイバルオーディション番組で連想されがちな投票も「ない」と明言されている(それでいい)。

ただ、上記ゆえに、自分の推しがデビューしなかった時、やり切れなさをファンダム(日本語の適切な表現が思いつかなかったのであえて使う)の呼びかけや活動、頑張りが足りなかったからだと自身に矛先を向けて責めることができない。
もちろん言うまでもなく候補生にぶつけるのはダメ絶対だし、運営批判などもこの特殊なオーディションでは≒timeleszに向かうことになりNG。

きっと今後、そのやり切れなさをどこに向かわせるべきか路頭に迷う。
だから亡霊になるその前にこのnoteを書いて整理しておこうと思った。

(まずそこまでハマるなよって話なんだけど、それは不可抗力。候補生が魅力的すぎるので!)

過去の経験から

先走ってどう向き合っていくかを悩むうちに、オタクになりにくい私にも約10年前、強烈に推していた人がいた事をふと思い出した。
それが「今の状況と少しだけ似てるかも」と思えて、気持ちの折り合いをつける術を考えるキッカケとなった。似てる点としてはこんな感じ↓
・対象が一般人である(ただの男子大学生だった)
・推せる時間に期限がある(コンテスト形式だったので)
・結果がuncontrollable(自分の行動は選考に反映されない)
大きく違う点はゴールが芸能デビューではない、かな。
趣旨がズレるので多くは語りませんが、推しの美しい写真の供給とたまにくれる反応。一度だけ現場(イベント)にいったこともあって生で見たけど心臓止まった。ファンレターも書いたな。

今思えば短く儚い期間だったけど、その数ヶ月間は人生楽しかった〜。そのとき感じた推しのきらめきと、それを受け取った自分の胸の高鳴りは大切に宝箱に閉じ込めている。

向き合い方

最近はその宝箱を開ける頻度もめっきり減ったけれど、いまだにその時使っていたアカウントは残していて画像も保存していて、数年前までは宝箱をたまに開けつつ生き延びていたみたいなところある。(だからみなさん推した証や供給は大切に)

だから私は第一に何よりも、今推している候補生の素晴らしいパフォーマンス、そしてビハインドが映像として残り続けるだろうことへの多大な感謝を持っている。
Netflixありがとう。YouTubeありがとう。timelesz projectありがとう。

そして向き合い方を突きつめて考えると、結局のところ推しの供給が「今出ている量のままか?or 増えるか?」でしかないと整理した。
正直すでに落ちた候補生に対しても、今現役で活躍してるアイドルに対してもこの本質は変わらない気がしている。(最近はデビューしても不遇な終わり方をするグループを見るしさ)

自分はそれで心の準備ができたのもあり、(増えることを願いつつも)今出ている映像をすべてと考えて、それだけを一生擦り続けていく覚悟を持って、現在タイプロを見進めています。

(……頼むから映像消すなよ?そのくらい願ってもいいよな?配信終了もありうるらしいけど、最低10年はお願いしますね?タイプロのためだけにNetflix課金してるんだから!https://help.netflix.com/ja/node/60541(調べちゃった)その地域でどれだけ人気があるか←これは聖地巡礼的に見に来る人の数にもかかってるので、候補生たちもtimeleszも長く活躍頼みますね?)

推しへ

とはいえ結果出るまでずっと心はソワソワして不安だし、きっと発表前後はのたうち回る。心の準備したって書いたけど、たぶん完全にはできてない。
供給が出るたびに、引き返せないくらい好きになっていく。
でも見ない選択もできないし、これ以上好きになる怖さを覚悟と同時に抱えながら見ている。

(結局「推しは推せる時に推せ」なんだな〜これは100回言われてる話だけど身を持って行き着いた。でもタイプロの候補生を推すっていっても再生回すかSNSで応援コメント残すくらいしかできないのがもどかしいよね……)

歌のレッスンを心から楽しむ笑顔も
候補生を素早く助ける手際の良さも
パフォーマンスで魅せる細やかさも
練習のしんどさに耐える苦しい顔も、
派手髪やオラオラ系ファッションも似合うのに
フェミニンなスカーフも似合っちゃう特異な華も、
23:00の宿舎で自主練してる姿、響く歌声
まだまだ書ききれないけど、全部大好き。

君に出会ってから毎日明るいよ。朝ちゃんと起きられてるよ。
君をキッカケにファンの人と話すのも楽しいし、元気をもらってる。
パフォーマンスに心を動かされて、何回も見ちゃってるよ。

この文章書きながら涙出るくらいには君の存在が尊い。
できるだけ長く、君が色んな場所でキラキラしてる姿が見たい。
心からデビューを願ってる。

だけど私はどうすることもできないから、せめて君が自分自身に嘘をつかず、ずっと幸せに生きていけますように。


おわりに

私の推し活サバイブとして、気持ちの上で期間を区切ることを決めた。
今回で言うと、短く儚い候補生期間だけをまず推すのだ、と腹を括った。

もちろん推しは地続きに存在しているし、まあ私の推しはデビューするんですが(言霊)今後の結果がどうであれ、自分のスタンスとして推す or 推さないはその時々に別で判断しようと考えている。

デビューしても、そもそもグループ自体が好きになれなかったら?
別の事務所からデビューしたら?
落ちたとして、その後のSNSや活動が受け入れられなかったら?
もう表に現れなかったら?
数年後に予想外の形で出てきたら?

「推しのその後を推せるのか?」問題は、ずっと付き纏う。
前世が嫌だと感じた時においても同じことが言えるかもしれない。

とはいえどのパターンでも、既にこの約1ヶ月受け取ったきらめきと、胸の高鳴りと、元気をもらった事実は動かない。
もし今後何かしらで推せる気持ちがなくなったとしても、気持ちの上で期間を区切っていれば、心から嫌いになることは多分、ない。
この先何があっても、宝箱を変えていくことでその時の推し・推した自分のことを守っていこうという方針にする。した。

まずは欲張りすぎず「宝箱その1:候補生期間」の中身が増えていったらいいな。

読んでくださってありがとうございました。



この先は自分の備忘として「推しのその後を推せるのか?」を10年前の推しに当てはめて書いてるのですが、元推しが特定されそうなので鍵というか有料にしました。
タイプロ何も関係ないし、マジで読まなくて大丈夫なやつです!
(とはいえ見てくれる方がいたとしたらありがとうございます)

ここから先は

400字

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?