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11を立てる旅「Go hug a Tree」

「Go hug a Tree」行って木を抱きしめなさい

イギリス生まれのカラー・セラピー「オーラ・ソーマ」を学んでいた20代の頃、印象に残っていたボトルの名前のひとつが上下が二層ともグリーンの10番のボトル「Go hug a Tree(行って木を抱きしめなさい)」。これは、オーラ・ソーマ創始者のヴィッキー・ウォールが疲れやストレスを抱えたクライアントに対して実際に言っていた言葉でもあったという。私は、もともと植物を見るのも育てるのも大好きで、公園や神社で信頼できる木を見つけては手で触れながら心の中で話しかけ、抱きしめ、背中をくっつけたりして、心を通わせて親友や恋人のような関係を続けてきた。そんな私にとっては、とても親近感のある名前のボトルだった。

上下ともグリーンの「Go hug a Tree」を数あるボトルの中から自分に一番近しい存在として選ぶ人は、自然体でありのままでハートをオープンにして生きられる人だと読み取れる。グリーンの色には自分を俯瞰するためのスペース(空間や時間)が必要というメッセージもあるので、チャレンジや課題としてこのボトルを選ぶ場合は、ハートをオープンにするためにも、自然に触れるなどして母なる自然と調和して、自分のバランスを取り戻す必要があることを教えてくれる。グリーンには決心、道、真実という意味もあるので、自分の内側を俯瞰して丁寧に見ることができれば、進むべき真実の道が決まるのだろう。

麻賀多神社の朱色に映えるヤツデとモミジの美しいグリーン

11月は新たな決意を固める月

スタートを意味する1がふたつ並ぶ11は、私の生年月日を足した運命数でもある。ゾロ目のマスターナンバー11を持つ人は、直感力が強く、新しいことを始めるのが得意なタイプとされる。1がふたつ並び足して2になる性質をもつため、繊細な女性的な部分と力強い男性的な部分も合わせ持っていることが多い。「Go hug a Tree」のグリーンのテーマでもあるバランス、中庸であることが大事ということでもある。10月生まれの私にとって、その翌月である11月は新たな決意を固める月であり、来年の自分の流れを決める上でも大切にしている。

家族と離れてふと一人になれるスペース(空間と時間)が11月にのはじめにギフトのように与えられて、10月の江ノ島神社に続いて行きたいと思ったのが、千葉県の成田市にある「麻賀多神社」だった。だいたい初めて行く神社の場合は直感やサインが重なり、呼ばれるようにして行く流れになるのだが、今回もそうだった。

Instagramの投稿で紹介した六芒星にまつわる不思議な話
弁財天を祀る神社で見た三角の鱗紋が気になっていたら、ある夜、両手で三角をつくるサインが現れて自分のチャクラを調整するような不思議な動きが出て、エネルギーが流れるのを感じた。
麻賀多神社に呼ばれていたとシンクロを感じた麻の紋

その前段階としての10月は仕事で必要な資格を取るために腹を据えて毎日継続的にオンラインで学ぶ流れになり、最後まで終わらせる意志と小さな努力を積み重ねていく忍耐力が準備運動的に鍛えさせられているのを感じていた。私が直感を通じてもらうハイアーセルフ(高次元の自分)からのメッセージ的にも「自分が望む世界に行きたいなら、それを明確にして腹をくくれ」というものだった。

Instagramのリール動画で私が演じる時も直感を使って選曲するのだが、私はその歌詞を通じて必要なメッセージをハイアーセルフからもらうことになる。直近で来ていたメッセージとしては「一人の王が支配する古い世界は終わり、一人ひとりが王になる新しい時代が来た」ということ。それは同時に「新しい世界へ行きたいなら、もう古くなった価値観や信念や思い込みを手放して完了させること、持ち越さないという覚悟を決めなさい」という意味でもあった。そして「自分の意志で腹をくくって選びとった新しい世界を祝って、歓喜のエネルギーで生きていきなさい」といった予祝のようなメッセージも受け取っていた。

そんなハイアーセルフからのメッセージを受け取りながら、私の11のエネルギーを立てる場所として、呼ばれるように行ったのが千葉県の成田市にある「麻賀多神社」だった。そこには、樹齢1400年と伝えられている高さ40メートルもある天然記念樹の東日本一といわれる大杉がある。大地から天に向かってスコーンと抜けていく迷いのないまっすぐなエネルギーが圧倒的で気持ちがいい。根元の近くに行くと第一チャクラ、特に尾てい骨のあたりがドクドクと反応するような根源的な生命のエネルギーを感じられる力強い木だった。でも、表面の木肌は驚くほど艶やかで優しく女性的な穏やかで包容力のあるエネルギーも感じられる。御神木にはだいたいしめ縄が結ばれているが、11のエネルギーを立てて新しく進んでいく時には、丹田を意識して、地に足をつけてグラウンディングして、覚悟を決める必要があるということをしめ縄の姿を見て感じた。腹をくくるとは、自分がどうなりたいか、どうありたいかを明確にし、ぶれずに本気で向かえる強い気持ちがあるのかどうか、行動を伴って前に進む勇気があるのかどうか、そして結果に執着せずに宇宙に委ねて、すべてを前向きに受け入れる覚悟があるかどうかということが試されているのだろう。

きっと、この記事を読んでくれている人や私のInstagramの投稿を普段から見てくれている人にも、同じく11の流れは強めに来ているだろうから、私のハイアーセルフからのメッセージにワクワクした感覚を覚えるならば、何かしら役に立つと思う。

今回の旅は御神木の他にも「麻賀多神社」の御祭神である「ワクムスビノカミ」に呼ばれた感覚が強かった。ワクムスビノカミの「ワク」は、若々しい。「ムスビ」は生成の霊力を意味し、水の持つ若々しい生命力を意味する。水は農耕に欠かせないので、ワクムスビノカミは五穀豊穣をもたらす神様とされる。伊勢神宮の食物神であるトヨウケノオオカミが娘にあたる。イザナミが火の神(カグツチ)を産んだ時に火傷で病に伏せたときに、ゆまり(尿)から現れた神様がワクムスビノカミだといわれている神話にも、今回呼ばれたメッセージ性があると感じた。

麻賀多神社の本殿

神社に来る直前に「そなたの体は神殿ぞ」という戒めるような言葉を天から受け取っていたのだが「魂の器である肉体を神殿のように大切に扱いなさい」ということと対になるようなメッセージとして、「足の裏や排泄などを請け負っている陰の部分も神殿になくてはならない一部であり、自分の中の汚れた部分(感情的な闇の部分)もまるごと愛し、受け入れて感謝しなさい」というメッセージが含まれているのを感じていた。体調的にも自分の一番弱い部分に不調が現れていて不安を感じていたが、「肉体に現れる症状も浄化のプロセスなので信頼するように」というメッセージをハイアーセルフから受け取っていたので、肉体との繋がりや信頼を取り戻すタイミングが来ていたともいえる。

麻賀多神社のエネルギーは、安心や信頼をサポートしてくれるような優しく温かなエネルギーだったのでそれが必要で呼ばれたのだろう。同じ境内にある石の鳥居は「天日津久神社」で、『日月神示』が岡本天明によって降ろされた場所でもあるパワースポットとしても知られている。「そなたの体は神殿ぞ」という口調が日月神示のメッセージと似ているなとご縁を感じたので参拝してお礼を伝えた。ちょうど私が参拝した当日は、麻賀多神社の近くの印旛沼から盛大な花火が打ち上がる日だった。コロナ渦で2年ぶりの開催だと地元のタクシー運転手さんが教えてくれた。花火が私が受け取っていた新しい世界への予祝というメッセージともシンクロしているのも感じたし、「ここまでよく来たね」と神様に言ってもらえたような気がした

個人セッションの詳細、最新情報は峰子のインスタグラムをご覧ください



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