いろいろ頑張りすぎた話。入院日記♯7

5/29（土）　入院6日目：術後4日経過

3:30頃　大きい電子音で目覚める。大崎さん（仮）の携帯電話のようだ。たぶん電池切れ。ご本人は眠剤服用のためぐっすり。全然鳴りやまないので、ナースコールして切ってもらった。

4:30　患部に疼痛。これまでの鈍く重い広範囲の痛みとは違い、部分的に強く痛い。全然寝られないので、患部のクーリングと座薬の鎮痛剤。発熱はなし。30分くらいで効き始めて、そのまま寝る。

6:30起床。痛みはだいぶ落ち着いた。痛みの種類が変わってきたのは、鈍かった感覚が少し戻ってきているのかなあ。右ももはまだ全体的に腫れていて、軽いしびれはあるけれど、しびれている範囲がほんの少し狭くなってきたようにも思う。

8:00　朝食。

8:45 歯磨きしているときに洗面室で遭遇した人が、私の前の時間帯に同じ執刀医で手術した人だった。両股関節。私よりうんと大変そう。「お互い頑張りましょう！」で別れたけど、眼鏡をかけていなかったので次に会ってもわからないなあ。

9:10～　洗濯。洗面室に洗濯・乾燥機が1台ずつあって、起床時間内ならいつでも使える。有料だがコインランドリーより安い。マグネットボードに使い始めの時間と部屋番号を書いておくシステム。忘れていると、看護師さんが部屋まで声掛けしに来てくださるらしい。入院着とタオルはレンタルなので、下着とくつしたを洗う。前日のシャワーの時に、手術後から履いている着圧ソックスを看護師さんが手洗いしてくださったのだが、一緒に洗濯機と乾燥機にかけた。
近くの方は家族が洗濯物を引き取りに来られているが、一人だから自分で何とかしないとね。洗剤は家からオキシクリーン（粉）をジップロックで持ってきたのを使う。

10:50 検温。36.3℃。知人のトランぺッターが、好きなバンドのサポートでライブ配信をするとの情報を得たので、イープラスでチケットを買う。ミュージシャン、頑張れ。私も頑張っているよ（リハビリ）。

12:10 昼食。

14:00～　リハビリ。今日もリハビリ室ではなく、病室でマッサージと病棟の廊下でコロ助（歩行器）練習。同じフロアの反対の棟まで行く。真っ暗で誰もいない。
なんでも私が入院する直前に、県から「コロナの病床をもっと増やしてほしい」という要請があり、緊急を要しない整形外科の入院を制限しているそうだ。状態のいい人は早めに退院したり、リハビリ専門病院に転院したりしたとのこと。タイミングが少し遅ければ、私はまだ手術どころか入院できていないところだった。雑談しながら、リハビリは15分で終了。だいぶコロちゃんの扱いに慣れてきた。前進あるのみ、バック厳禁！　要所要所でブレーキをちゃんとかけること。

15:00～　談話スペースでちょっと校正仕事。部屋では原稿が広げられないので、談話スペースを借りる。今は面会ができないため、ほぼ無人。落ち着いて2時間。ゆっくりペース。

17:00～　吾妻光義とThe Swinging Boppersのライブ配信を見る。クラブクアトロからたっぷり2時間余り。途中で夕食もサーブされ、ご機嫌目盛り、爆上がり。

と思っていたら、また発熱した感がある。ライブも最後のほうだったので、体に布団をぐるぐる巻きにして見た。

20:00 検温。37.7℃。急にいろいろ調子に乗りすぎたか。いつもと違うペースに体がびっくりしたかもしれない。動けるし、動きたい気持ちが勝ってしまった。明日から欲張りすぎないようにしないと。

21:00　消灯。検温38℃。頭、脇、患部をクーリングして寝る。薬は食事の時のロキソプロフェンのみで様子見。就寝。

明日に続きます。