【目当ての是非】
今、教育界全体において
めあてを書くということが推奨されています。
皆さんは目当ての是非についてどう思われますか?
まず間違いなく断言できるのは、
めあてを書いたからといって子供の理解が進んだり
授業が良くなるというようなことはありません。
目当てを書かなければ授業ではないというような考え方には
自分は反対です
ただ
やはりその時間の目当て
本時の目標
を意識するというようなことは
非常に大切なことだと思っています
それは教師も子供も両方です
今年になってから算数の少人数指導をしているのですが
算数が苦手な子供たちにとって
習熟すべきことを限定する
ということは極めて重要なことだと感じています
複数のことは入りません
この1点ということに絞って教えるからこそ
なんとか習熟できる
そのように感じています
割合であれば、
グラフの扱い
割り算
比べられる量÷もとにする量
線分図
全部扱いたい。
でも、どれをメインにするかを明確にして、そこ一点で勝負しなければ、はいりません。
だから、
私の目当ては、指導書のものとは異なります。
指導書の言葉で書いても子供には意味がないからです。
何を意識させるのか?
目の前の子供達には、どんな言葉なら入るのか?
そういった視点で考えると、
目当ても奥が深いです。
だから、私は
子供の実態に応じて目当てを大きく変えています
今日先ほどバスの中で四年生の教材研究をしましたが
今日の目当ては「小数点を忘れず計算しよう」
です。(笑)
子供に何を身に付けさせるのか?
そんなことを考えて授業を構成したいなと思います