ラバとUTLの室温以外の最大の違い
私のヨガ歴の始まりは代々木にあるアンダーザライトヨガスクール(UTL)という老舗の真面目な学校でした。
その後、ブランクがあって、1年くらい経ってから、ホットヨガのラバに入りました。
多分、ヨガやる人にしかわからないかもだけど、UTL→lavaの流れは結構珍しいみたいです。
普通、ネットとかみていてヤフーのトップページとかで目に入るのはラバだからね。
ほんとにマニアックな目線での比較ですが、私が最初に気がついたラバとUTLの室温以外の最大の違いは、「ラバでは講師がクラスの最初に、生徒に対して今日の体調を聞かない」というところ。
UTLのヨガ講師講座では、講義の最初に生徒に「今日痛いところはありますか?」と聞くよう教えられます。
例えば足首が痛い、という生徒がいたら、先生は足首に負荷のかかるポーズのときに、その生徒に緩和ポーズを促すなどケアしてあげることができるわけです。
UTLのクラスの先生は必ずクラスの最初にこれをきいてくれます。この問いかけで、なんか先生とつながる感じになるのです。まさにヨガね。
また、UTLではチャリティークラスという、UTLの講座の卒業生だけが受けられるティーチングのOJTがあるのですが、そこですら「クラスの最初に生徒に体調の状況を尋ねる」というのはマストでした。
で、私はこれ、すごいリスクを負うよな、と思ってたんです。もちろんリーガル目線です。
だって、生徒の痛いところ、悪いところを聞いちゃったら、その人にヨガ教える時、ケアする注意義務を負うじゃないですか。
弁護士としてはちょっと考えられない、と思ってました。正直。
駆け出しのヨガ講師がルーティンだからと何も考えずに「痛いところ」を尋ねて、普通にヨガ教えて痛くさせちゃったら、損害賠償義務を負うかもしれないわけです。
そこを自らに課すUTLってすごいな、と思ってました。
これに対し、ラバではそのような問いかけはありません。
私の推論ですが、これはラバの法務部が出したリスクヘッジの結論なんじゃないかと思います。
大規模な集客をして大きなビジネスをしようとする時、会社を守ることは大事なので、リスク最小化を優先するのはもちろんやるべき経営判断。
どんなことでも同じですが、何かをやろうとする時、「何をやらないか」判断することも大事なのです。
・・・などと思いながら、推しレッスンのサウンドフローヨガアクティブが楽しみ。