T T3も大詰め。演習につぐ演習。
ヨガ講師のへ道もあと少し。
10回の講座のメインイベントは、80分の「マイクラス」を2人ペアで教え合うというものです。
1回目から、このメインイベントに向けて徐々に段階を踏んでいきます。
わたしはほぼヨガ未経験からの入学だったので、UTL以外の全米ヨガアライアンス認定校と比べようもないのですが、それはそれは充実したプログラムです。
他のスクールでヨガを学んだことのある仲間は口々に「こんなに教えてくれることなんてなかった」とUTLの凄さを語ってくれます。
なにより先生方が厳しくも優しい。
先生のメンツも豪華で、例えが不適切だと思いますが、ヨガ界の大スターが揃ったジャニーズ事務所みたいな感じです。
代わる代わる登場する先生方は、みんなすごいんだけど優しくて、絶対に否定しない。
フィードバックのときは必ずいいところをたくさん言ってくれて、最後に一つ二つ改善点を言う。
そういうコミニュケーションスキルも理屈でなく先生方の背中から学びます。
だから、講座中、メインイベントに至るまでも何度も受講生同士でプチ演習&フィードバックをする機会があったのですが、誰と組んでもみんな自然と相手の気持ちを害さないフィードバックをしてくれます。だからこそ、気持ち良く入ってくるんです。
ダメ出しばかりする先生から習ったら生徒もそうなっちゃうだろうからね。
本当に環境に恵まれました。
で、話がそれましたが、80分の演習では2人組で先生役と生徒役になり、先生が自分で組み立てたシークエンス(ポーズの流れ)と呼吸法を初心者設定の生徒役に教え、互いにフィードバックする、ということをやります。
・立ち位置をどうするか
・ガイドの声がけ
このあたりが皆、共通の課題なのかな。
わたしが個別にもらった最も印象に残るフィードバックは、
・ポーズの完成には目線を指示してあげよう
というところ。
そうそう。なんかアーサナって、骨盤の位置、足の向きなどなど、習ったアレコレの過程のポイントばかり伝えたくなって、最後の仕上げである目線を忘れちゃったんです。
でも、最後の目線ってすごい大事なんですよね。
なんとなくやってると達成感がない。
また、ブルクシャーサナ(片足で立つ木のポーズ)みたいなバランスポーズなんか、目線が決まらないと絶対ふらふらしちゃうし。
盲点だけどそこを指示するのって大事だなと思いました。
さてさて、そんなわけでついに卒業まであと2回。
その話はまた今度。