仕事とヨガ講師スクールの両立
おそらく、ヨガ講師の資格を受講しようとする人のほとんどが社会人や子育て中の方だったりすると思います。
UTLでRYTにチャレンジしようかな。。と思って受講を悩んでいる人の悩みどころは、「時間あるかな」というところじゃないかと思います。
私もその1人でした。
結論からいうと、「まあその気さえあればなんとかなるんじゃないかな。しらんけど」っていうことです。なんの答えにもなってないようですけどこれが本音。
UTLのヨガ講師講座のT T1〜3は出席規定があります。
各シーズン(1〜3)、2回以上の欠席をすると、卒業試験が受けられません。
数ヶ月遅れで始まる次の T Tで欠席したクラスと同じクラスを受講しなければならないのです。
1を卒業しないと2にも3にも進めないから、結局全行程終了するのが数ヶ月単位で遅れるわけです。
「クラスは全て録画されているし、その録画試聴で代替すればいいんじゃないの?」と思いますよね。
しかーし、そこがUTL。リアルはもちろんオンライン受講コースであっても、ちゃんと授業の時間に時間を割いて、画面オンして受講することにコミットを求めるわけです。
私は全米ヨガアライアンスRYT200の資格授与をしている他所のヨガスクールを全く知らないのですが、どうやらゴニョゴニョっとやって簡単に資格取得まで行けちゃうところもあるそうなので、さすがUTL、伝統と信頼のある学校と言われる所以です。
実は私、 T T1受講が始まるまで、ヨガインストラクター講座を甘くみていて、この鉄の出席規定を知りませんでした。
言うて、資格ビジネスでしょ。授業料はらってるんだからなんだかんだ欠席の穴も埋められるんでしょ。と完全にたかを括っていたのです。あの頃の私は本当に薄汚れた世界に生きていたものだと思います。
そもそも私の場合、 ヨガって何、UTLって何?の状態から、T T1の開校2週間前くらいに突発的に受講を決めたので、むこう3ヶ月のうち既にスケジュール的に絶対動かせない予定が入っており、T T1クラススケジュールの2回の欠席は確定していました。
さらにもう1回、 T T1の開始後すぐ、クラスの時間と完全に被っているけど、その日時に入れないとクライアントの運命が変わるかもしれない、という予定が入ってしまい、すでに開始早々、留年見込みになりました。
留年なんて大学でもしたことないのに。
それで、事務局に連絡して「あ、わたし3回欠席確定なんですけど、代行とかビデオ受講とかどうやればいいんですか?」と問い合わせたのです。
すると、UTLから「うちとらそんな甘々な救済措置なんかおいてないんだよ。」という趣旨の回答があり(もちろん実際には上品な言い方です)、そこで初めて「やばい!」と思ったわけです。
焦ってスケジュール帳と睨めっこしていたところ、欠席確定のうちのひとつ、遠方出張の日。出張先から代々木に行くのは絶対に間に合わない。けれど、この予定の後すぐに近くでレンタルスペース借りてズーム開ければオンライン受講で出席できる!という、西村京太郎サスペンスばりの時刻表トリックに気づいたのでした。
絶対なんとかしたいという気持ちと、ニューノーマル時代のオンライン環境がなければなし得なかった、光明射す抜け道でした。
実際には、出張先の仕事が長引き、レンタルスペースまで走ってギリギリ遅刻寸前でズームに入室したりとドタバタだったのですが、無事出席できました。
その後も、絶対に一回も休めないと言う状態ものりきり、結果なんとかなったのです。
そう。なんとかなったのですよ。
その後のT T2、3とも、申し込みの時は欠席規定のことが頭をよぎり、毎回不安に思ってきましたが、結局最後は「なんとかなるんじゃない?その気になれば。」の精神でポチッと申し込み、結果なんとかなってきました。
だから、やりたいならやればいい。その気さえあればなんとかなる、と思うわけです。
もちろん他方で、なんともならなければ仕方ない、という腹は括っていました。
実際に、同期の方の中にもいろいろな事情で次のステップに進まない方もいました。何年もかけて卒業した人だっています。私だって3回休んで違うタイミングになっていた確率は五分五分だった。
でも、よく考えれば、クラスのスケジュールなんてものは一つの提案にすぎない。
我々は真面目すぎるのかもね。スケジュールがあればその通りにやらねばならぬと考える。
高熱でも学校行って皆勤賞と称えられた旧世代。
でも、大人になった我々は自分の頭で考えられるし組み立てられる。
本当に何かを学ぼうとする時、標準どおり卒業しなきゃいけないことなんてひとつもない。
むしろ予定通りに進められるタイミングなんていつまでも来ないんじゃないかな。だって、誰でも皆、色々なタスクを掛け持って生きてるわけだし。
やりたいなら今やるべき。
その気になればなんとかなると思うし。知らんけどね♪