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キング&バルーンに感じた諸行無常

キング&バルーンを語る上で外せないのが王様の合成ボイス。

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この3つだけしか喋れないんですけど、なんとなく当時は画期的な気がしてました。インベーダーゲームを意識して宇宙空間で戦うゲームが多い中、中世の世界観で描かれた画面がゲーセン内で異彩を放っていましたね。視覚と聴覚で俺は他のゲームとは違うんだ!そう主張しているように見えました。

http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/switch/KandB.htm
より引用

プレイしていた少年時代は余り気にならなかったのですが、自機が砲台を持った二人の兵士なんですよね。この兵士たちは何回やられてもミスにならないんですが、王様がバルーンに連れ去られたらミスになるんです。当時としては非常に珍しいシステムです。

兵士たちは何回死んでも変えがきくうえに、最前線で大砲で戦う重労働かつ危険の職場です。文字通り捨て駒扱いなんですよね。

一方の王様は何もせず、下段をウロウロしているだけ!そのクセしょっちゅうさらわれるんです。助けたと思ったら、また秒でさらわれるの繰り返し。そのキングを身をていして必死で兵士が守っているあたりに、階級社会の歪みと、諸行無常を感じます。



現在プレイするなら

アケアカで配信されているから任天堂switchかPS4でダウンロードするのが一番プレイしやすいです。

PSPをもっているならナムコミュージアムが他のレトロゲームも楽しめるしいいですよね。


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