Uber Eatsのインチキ肉丼写真から学ぶハズレ飲食店の特徴とチェックポイント
先日、こんなツイートを見かけました
ハラミ丼をたっぷりお肉300g頼んだはずが、届いたのはご飯の上に少しの肉とタレがかかっただけで……
写真にはある黄身もなくて悲惨です…
このレストランがハズレだったのか?
Uber配達員が途中で食べちゃったのか?
真相は分かりませんが、せっかく肉丼で上がったテンションはだださがりだったでしょう……
他にも類似した案件として、肉フェスも色々酷いと話題によく上ります。
この手の写真詐欺事件は昔から定期的にあり、ハードカフェおせちとかは大事件になりました。
こういった酷い商品を平気で売りつけるインチキ飲食店に引っかからないために、特徴と見分け方を解説します。
Uber Eatsでハズレを引かないために知っておきたいこと
Uber Eatsは宅配なので実店舗を持たずに看板だけで営業しているお店があります。店の評判が悪くなったら名前を変えるだけなので、悪評がたとうが痛くも痒くもないんです。
こう言ったインチキ飲食店は、メニューの写真と実際の商品が、いちじるしく違うものや、品質が劣る商品を平気で提供して小金を稼いでいます。
向こうは良いカモ知れんがハズレを引くこっちは悲惨です。お金だけでなく時間や気分も台無しで、余計な精神的なダメージを受けます。
衛生管理が不十分だったり、食品の管理がずさんだったりします。そのため、賞味期限切れや添加物過多、アレルギーの危険性があります。
Uberでハズレを引く可能性は主に以下の3つです。
飲食店側の不正:利益を上げるためにコストを削減したり、お客さんを騙したりする行為です。例えば、安い材料で高い値段をつけたり、量や内容を偽ったりすることです。
配達パートナー側の不正:配達サービスを利用する場合に起こります。配達パートナーが商品を盗んだり、交換したり、汚染したりする行為です。
飲食店側のミス:意図的ではないが、誤って商品を間違えたり、品質管理ができていなかったりすることです。
ゴーストレストランについて
ウーバーや出前館でたまにみかける〇〇専門店。実店舗がなくデリバリーやテイクアウト専門の店舗だったら、ネット上でだけ営業しているゴーストレストランの可能性が高いです。
ゴーストレストランはデリバリーに特化しているので、表に看板を出す必要はありません。一店舗で何店舗分もの名前を名乗って商品を作っています。
近所のラーメン屋さんがギョーザだけじゃなくて、牛タン専門店だったり、クロワッサン専門店だったりと、業態が違う商品を何種類も売っていたら不自然ですよね。
日本中探せばそういったレアなお店もあるカモ知れませんが、普通はどれか一つで勝負するのが定石です。
ゴーストレストランの問題点は、実際の店舗や商品画像がウソなだけじゃなく、評価や口コミも偽造している場合があります。前述通り悪評がたっても同じ場所で看板を変えて営業するだけなので、実態をつかみにくいです。
観光地や繁華街にある地雷店
観光地や繁華街のような人通りが多くて競争が激しい場所では、お客さんが一度きりでリピートしない可能性が高いため、インチキ飲食店が発覚しにくいです。
観光地には激マズなのに流行っている名物料理のお店とか、肉まんを買って金を払った瞬間に愛想笑いを辞める中華街の売り子のお姉ちゃんなど、あからさまなお店もあります。
繁華街や観光地でキャッチで連れていかれた飲食店は、外れの可能性がかなり高いです!
また、お客さんが値段や品質に無知であることを利用して、インチキ商品の提供やサービス料でボッタクルこともあります。きほんキャッチは相手にしない方が無難です。
インチキフードの事例
ハラミ丼をたっぷり300g事例以外にも
専門店の1個1000円を超えるハンバーグを頼んだはずが、届いたのは小さくて焦げたハンバーグ
チーズケーキを頼んだはずが、届いたのはスポンジケーキにチーズクリームを塗っただけのもの
ピザを頼んだはずが、届いたのは業務スーパーでみかける冷凍ピザを焼いただけのもの
刺身の盛り合わせは、スーパーの刺身を皿に盛り直しただけ
などなど、ほんとうによくあり、ちょっと調べれば幾らでも事例が出てきます……
ハズレ率を減らす方法
最近のインチキフードは巧妙化してきています。一例ではありますがハズレ率を下げる方法を紹介します。
評判や口コミをみよう
ネットの評判もお金で買えるですが、本当にいい店なら具体的な内容の口コミが寄せられるので、ある程度の指標にはなります。
同時にTwitterかインスタなどのSNSもチェックしてみると、より精度はあがります。
住所をチェック
ゴーストレストランの全てが悪ではないですが、地雷率は高めの傾向です。Googleマップでお店の場所をチェックしてみましょう。雑居ビルやマンションの一室なら、ゴーストレストラン率が高めです。
同じ住所や隣の部屋番号なんかで、他の屋号で出しているようならば、ムリにそこで頼む必要はないです。ちゃんとした専門店に頼めば良いんです。
出来上がり商品を横目でチェック!
肉フェスとか野外のイベントなら、他の人が実際に買った商品を横目で確認できます。商品を食べているお客様の表情からも、おおよその味の推測ができます。
また、作っている人の態度や衛生管理が怪しい所も、やめておいた方が無難です。
キャッチを信用するな!
そもそもキャッチしなくてはお客様が来てくれない時点でお察しです。繁華街にいるキャッチの人は、お店に人を運んでキックバックを貰っている人です。善意のボランティアじゃありません。信用に足りる人物ではないのです。
ハズレ飲食店がある前提で行動しよう
飲食店は味覚のモノなので、自分と合う合わないがどうしてもあります。それだけじゃなく、一番最初に紹介したような風俗のパネマジみたいな詐欺商品の写真を看板にしているお店もあります。
残念な事ですが、これらの悪徳飲食店は絶滅はせずに、名前を変えて巧妙に擬態してくるでしょう。
現にスカスカおせちのお店は、その後名前を変えて営業するも、食中毒事件を起こしています。
我々お客様としては、土地勘がない地域で名前を変えられたら見破るのは難しいです。なので、外食には一定数のハズレが混じっている前提で行動してリスクを減らしましょう。