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身近な人の死に向き合っている人へ。
去年の今頃、ガンで父が亡くなった。
ただ、同じような状況に向き合っている人。
身近な人の死に向き合っている人へ届けば良いなと思いついただけです。
日に日に弱っていく身近な人との生活は嫌でも影響を受ける。ドアから飛び出したくなる日もある。
本日もお疲れ様です。あなたは頑張ってる。目の前の状況に最善を尽くしているでしょう。
「生活」って当たり前に思われがちで褒められないですよね。当たり前じゃないのに。
情けないけど6年間私には何が正解なのか分からなかった。人生の終末に特別をしたかったんだと思う。けど本人は特別なことは要らないし、家で生活ができれば十分と言っていた。
結局、特別は見つからないまま見送った。
あんなに気持ちがのたうち回っていたのに、後になると綺麗ごとばかり出てきてしまう。
けど一番実行して良かったと思うキレイごとは、
「一緒に綺麗な景色を観て、美味しいご飯を食べること。」
それだけ。
それだけの事が現実では難しかったりするんだけど。
旅行ともいうけど、そんな大それた所でなくても良い。
四季に合わせた綺麗な名所とか。近所でも日帰りで行けるところでも何でも良い。
自分の住んでる近場の名所なんかだと、やっぱり次の年も見に行ったりするんですよ。
そうすると一緒に来たのをけっこう鮮明に思い出す。
定期的に思い出すと自分の身近に感じられて、最初は寂しくて泣くんですが不思議と温かい気持ちになれる。
その時は仏壇に手を合わせた時よりも、実際に会えたような気持になる。
「ああ、一緒に来れて良かった。」何度も気持ちが反芻します。
私の場合は後になって自分を支えるのに役立っています。
できるだけ体の自由がきく今のうちに。ご飯が自由に食べられる今のうちに。
押し付けではないですが、良かったら一緒に行ってみてください。
感情的でブツブツの文章でごめんなさい。
思い詰め過ぎた誰かのガス抜きになれたら良いな。
樹木希林さんが仰っていた言葉が沁みました。
「頑張りすぎずに、でもへこたれないで。」
祈っています。