#3日目ヒロシマ 【大学生ひとり旅】 6日間で中国地方を巡ってみた。 ~秋の乗り放題パスの旅2023~
10/11(水)
1.ヒロシマ(平和記念資料館、平和記念公園、原爆ドーム等)
広島平和記念資料館が平日でも混雑するということを前日に教えていただいたので、朝一番に広島平和記念資料館に訪れることに決めた。
身支度をし、朝7時に広島駅周辺のホテルを出て(チェックアウト後もホテルでスーツケースを預けてもらえた)、広島駅前で路面電車に乗った。
朝の通勤通学時間と重なり、電車内は満員だった。
近くの駅で降り、数分歩いて広島平和記念資料館に到着した。
8時半の開館前に着いたこともあり、途中まではあまり人もいなくて、ゆっくり見ることができた。
ほんとうにここは日本なのか?と思うくらい、開館してすぐは何処を見ても外国の方しかいなくて驚いた(たまたま?)。
わたしが展示1つひとつを見るのにかける時間が長いからであろうが、徐々に周りに人が増えていった。そのころから、日本人の修学旅行生の姿を頻繁に見かけるようになった。
人種や年齢関係なく、みなが真剣に展示に見入っていた。
とても印象的な光景だった。
やはり実際にみて・しるということに意味があると思った。
東館地下1階で、被爆2世の方の講演も聴いた。
被爆者のリアルな体験を聴くことができた。
ぜひ、多くの人に、資料館に行った際には、講演も聴いてみてほしいと思った。
平和記念公園では、慰霊碑の前で手を合わせた。
国立広島原爆死没者追悼記念館では、原爆やその後遺症で亡くなった方の名前や写真が出ていた。私たちと変わらない一人ひとりの人間であることや、生きていた証を強く感じた。
原爆の子の像では、地元の子どもたち?が平和を祈り合唱していた。
レストハウス(旧燃料会館)では、原爆投下時建物内で唯一生き残った方がその時いた地下一階の空間が残されていた。よりリアルに感じた。
原爆ドームでは、その場だけ、時間の進み方が他と違うような、そんな空気を感じた。原爆が落とされる目印となった相生橋からも原爆ドームを眺めたのだが、地図では見たことはあるもののこんなにも爆心地の近くに広島県産業奨励館があったのだと実際に見ることでより強く感じた。
2.わたしのだいすきなオムライス
13時ごろ、お昼は、平和記念公園近くにある、そごう広島10Fの「サロン卵と私」というレストランで食べた。
全国チェーンなので広島に行ってまでなぜ?と思われるかもしれないが(私も一瞬思った)、近くで昼ご飯を探した際にスフレオムライスの写真に目を奪われ、全国チェーンと言っても田舎住みのわたしはまだ行ったことがなかったこともあり、ここに決めた。
なんと言ってもわたし、オムライスが大好きなのだ。子どもっぽいと思われるかもしれないが、好きな食べ物は、ハンバーグ、オムライス、ワッフル、あとはいちご!いつも迷ったときは、ハンバーグかオムライスを頼むくらい。
どれも美味しそうで迷ったが、海老の方の「スフレオムライスプレート」を注文した。
とてもオムライスの卵がふわふわで、それに海老とチーズソースの相性抜群で美味しかった。
プレート大好き民としてはパンケーキとサラダもついてきたことも嬉しかった。
3.広島城
昼食後、歩いて広島城に行った。
時間がなかったので、写真を撮って、天守閣から景色を眺めた後、すぐ出るという慌ただしい形になってしまい、ゆっくり滞在することはかなわなかった。(14:20から20分間滞在)
広島城二の丸跡には、爆心地から740mで被爆したユーカリの木があった。この木は、中沢啓治さん(「はだしのゲン」で有名)の「ユーカリの木の下で」のモデルとなった木。被爆樹木のなかで生き残っているユーカリはこの木だけだそうだ。広島では、至るところで、原爆の跡が散見され、それを見るたびに原爆のことについて・平和について深く考える機会となった。
4.広島県を出て、また岡山県へ
広島城から歩いて新白島駅に行き、山陽本線に1駅乗って広島駅に戻った。
新白島駅の近くでは、ちょうど、Perfumeの広島凱旋公演が行われていて、時間があったら会場に行って写真だけ撮ったのになとちょっと思ったが、ちょうどこのタイミングで広島でPerfumeにこんなに接近できたのだ同じ空気吸っているんだというこれだけで満足だった。
広島駅周辺のホテルで預かってもらったスーツケースを受け取り、急いで広島駅に向かった。
空いている時間帯だったこともあり、無事に座ることができた。
15:35~16:54 広島駅ー糸崎駅 山陽本線各停糸崎行
17:06~18:35 糸崎駅ー岡山駅 山陽本線各停長船行
夕日に染まる瀬戸内海が美しかった。瀬戸内海をゆったり眺めることができるのが、山陽本線普通列車の最大の魅力であろう。
岡山駅に着いた後、カフェでフルーツのスイーツを堪能した。
岡山といえば、フルーツ!という私の認識があり、岡山で果物を食べたかったのだ。
本当はシャインマスカットのフルーツパフェを食べたかったのだが、遅い時間に行ったこともあり売り切れ、、、
フランボワーズのピスタチオのケーキとメロンキウイフルーツのソーダを頼んだ(セットで頼むと安くなってお得だった)。
岡山駅のお土産屋さんできびだんごも買った。
いろいろな種類があったが、五味太郎さんのパッケージに惹かれて、廣榮堂(1856年に創業し、現在にいたる老舗のメーカー)のきびだんごを購入。五味太郎さんの絵を見て育ったと言っても過言ではない(小さい頃五味太郎さんの絵本をよく読んでいた)ので、とても懐かしく感じた。
5.いざ、津山へ
20:02~21:29 岡山駅ー津山駅 津山線各停津山行
暗闇のなかをずんずん走っていく列車。
津山駅に行くために乗っていることは、まあ自分で乗っているので承知だが、どこに連れて行かれるんだろうという不安でいっぱいになるくらい、車窓から見える景色は暗闇で怖かった。
序盤は、部活帰りの高校生がちらほらいたが、途中でその子たちも降り、津山駅に着くころには数人になっていた(ザ・鉄オタの二人組も津山まで乗ってきたけど、津山まなびの鉄道館めあてかな?)。
津山駅の先の東津山駅への電車は終電が終わりもうなかったので、屈辱的だがタクシーを使って、東津山のホテルに向かった。これは完全なる私の誤算である。詰めが甘かった。
まあ、失敗の分、成長できたと思うようにしよう。
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