日本人が海外で働くということ
私が大学生時代(もう十数年前)にインターン先として選んだ上海は日系企業が多く、日本人に営業をかけるケースが大半を占めており、私が日本人だからこそ営業がスムーズに進む瞬間がありました。
しかしながら、日本人が海外で日本人を相手に営業することだけでは、本当の意味での海外で働くことだと感じることはできませんでした。
日本人同士なので言語の壁も文化の壁もなく、日本人だから自ずと分かることがあるのですが、それでは広がりがない。海外の日本人市場は、現地の人をターゲットにしたときの規模と比べたら常に小規模になります。
そうではなく、自分が日本人として、現地の人にどんなバリューを提供できるか。海外にいる自分の存在意義が何なのか。これこそが重要なことだと考えています。
決して簡単なことではないですが、それを突き詰めて発展させていくことが、日本人が海外で働くことの醍醐味だと捉えて日々カンボジアをベースに動いています。
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