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人口減少と捻れ

人口減少は今を生きる子供たちにとって相当大きな問題だと思う。また、その受け皿となる学校も計り知れないほどの影響を受けることになることは容易に推察される。短大が消え、女子大も多くは残らないかもしれない。2070年、息子は60歳近くになる。その道程はカナリ険しいものになるだろう。人口ボーナスがあった団塊の世代。少し恩恵を受けた団塊ジュニア。それとはまったく違う景色になるんだと思う。授業では英語の単位が増えているし、2025年からは、共通試験に情報という科目が増えることになる。すでに警鐘を鳴らされているような状況だ。国レベルでの秘密裏な会議では、如何に外需を取り込めるか?いかに日本人が世界で活躍し、日本に恩恵をもたらしてくれるかを計算しているんだと思う。人口は減るのに都心の賃料は上がり続けているし、地方議員の30%は選挙すらないという捩れた現状を打開するのは容易ではない。フランスのような制度(PACS)は日本人に受け入れられるのか?婚外子やパートナー制度の刷新。打開策もあるとは思うが、保守的な国民性を考えると難しい気がしてならない。LBGTQ+はマイノリティであるという定義。そこにある、議会制民主主義という多数決。少数派のために多数決が機能するのか?という疑問と、少子高齢化の因果関係は強い。インドやインドネシアなどが急激に人口を伸ばすなかで、私たちはどうあるべきなんだろうか。自分たちの世代の問題であるし、ひとりでも楽しく過ごせる時代に生まれ、人それぞれの価値観も大切にしたいという文脈と背景。深く考える必要がありそうだ。

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