アイデアのつくり方(アイデア編vol.1)
決まり切った仕事が徐々に減っていく中で、打ち合わせでのちょっとした場面でもアイデアを求められるようになっています。ただ「アイデア」とは、そもそも何か、どのようにして思いつくものなのだろうか。アイデアに関する本がたくさん出ている中で、結局何が大事なのか分からない状態が続いていました。そこで、アイデアに関する本を乱読しながら、私なりに大事だと思った部分を取り上げていこうと思います。
第1弾としてこの名著。
1、アイデアとは
アイデアが思いつくことも技術がある。
どんな技術を習得する場合もまずは原理があり、その次に方法がある。
2、アイデアには原則がある。
2つの原則がある
事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデアの作成には最も大切。
3、アイデアを生み出すための5つの方法
5つの方法がある
日常にあるあらゆるものを深く観察し特殊性を見出す。製品と消費者に関する「特殊知識」と人生とこの世のさまざまな出来事に関する「一般知識」の新しい組み合わせからアイデアは生まれる。集めたアイデアはあらゆる角度から見て考えてパズルのように組み合わせてみる。そして寝かす。その後は常にそれについて考え続けること。最後にさまざまな条件に適合させながら、アイデアを具現化し展開させる。
1と2は特に意識的に取り組む必要がある。この本では1枚のカードに記入して独立したデータを組み合わせていくことをおすすめしている。
データを集め、データを咀嚼し、データを組み合わせる。このタスクを日常に落とし込み、習慣化することがアイデアをつくるために必要な要素のように思う。一方、書きながら実際にどのようにして自分なりの形に落とし込むのか。書かれている内容は頭では理解できるが、もう少し解像度高くアイデアをつくるとは何か理解を深めていく必要がある。