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わたしいろ
「春学期どうだった?」長岡先生に聞かれた。
「自分がわかりました。」と私は答えた。
結構面白かった。なんだって、自分がどんな人なのかよくわかったから。誰とも被らない「わたしいろ」をとことん追求したい。今回は新たな出会いを時系列にそって語りながら、気づきを書く。
春学期のはじめの頃、神谷俊さんがゼミにゲストスピーカーとしてお越しくださった。
ゼミに入ってから初めての機会、実際に開かれた世界で活躍している方と会ったのはとても刺激的だった。そして、神谷さんのお話を聞き「面白法人カヤック」という会社を知った。面白いことが好きな私はその斬新な名前を聞いただけで釘付けになった。会社がどんな事業をしているのか、会社理念だとかどうでもよかった。ただただ気になって、どうにかしてこの会社に関わりたいと思ってすぐ行動した。
面白法人カヤックが手掛けている「まちの」シリーズ、本拠地鎌倉の活性化や人と人をつなげる活動の一つ「まちの大学」の「フード学部」の説明会があると知り、即座にPeatixでポチっ。考えすぎたら動けないから、スピード感!で参加した。知りたい!!という感情だけで動いていたし、この感覚が自分にもあるんだなと気づき始めていった。
参加した中に学生はおらず、新鮮な空気。学生であるゆえの特権!これはチャンスと思って、講師を担当していたフードデザイナーの中山晴奈さんに話しかけたら、そこに同じく参加していた綾子さんを紹介してくれた。実は綾子さんは、まちの大学事務局を担当していて、またそれとは別でケータリングなどのフード関係のお仕事をしている。ただの学生である私とたくさん話してくれて、フードに興味あるならまた話そうといってくれた。(とてもやさしくて、めっちゃかっこいい私の憧れの女性。)そのきっかけが巡るにめぐって、説明会に参加した者から今では運営側のアシスタントをすることになっていた。時々フード関係のお手伝いもしている。出会いの色んな可能性に面白いなと思ったし、何より自分の「直観的」な行動力のおかげでここまで出来たことに自分に自信がついてきた。自分は行動派らしい…これからもっとイケる気がしてきた。
こんな素敵な出会いは神谷さんのおかげだ!この感謝を伝えるためにメッセンジャーにてお礼を伝えた。ゼミに来てくれたときからかなり時間が経っていたので、返信来なくてもいいやの気持ちで送ったら、神谷さんから「よかったです。」という内容のメッセージと新たな情報を長文でくださった。社会人の方はお堅くて、学生に興味ないという勝手なイメージを持っていたから、驚いた。こんな方もいるんだ…!非常に嬉しかった。
神谷さんがくれた情報のひとつ「ブレストカード」、これは面白法人カヤックの企画における発想法「ブレインストーミング」をカードゲーム化したものだ。簡単に説明すると、テーマとは無関係なカードに描かれている絵をもとに斬新かつ新しいアイデアを生み出そうというものである。私は面白いことがとにかく好きだから、聞いたときワクワクした。非常にやりたい。あわよくば、神谷さんと!
そしてダメもとで伺ってみた。なんと乗ってきてくれた。カードができるワクワク感と神谷さんとできるドキドキ感。人数集めのため必死にゼミ生に声掛け、先生にも伝えたら素敵な軽食を用意してくださった。実際にとても楽しかった。自分の動きによって、神谷さんや先生、ゼミ生やチューターの栗野さんまで協力してくれて、叶ったミニワークショップ。この行動力は自分だからこそのものだと思った。悪く言ってしまえば、図々しいさ。どうやら私は結構誰に対しても厚かましいらしい…?
今期は色んな出会いの中そんな新たな自分を発見できた。
次はどんな人に出会って、どんな自分に会えるのか。すごく楽しみだ。