#3不妊治療歴とマタニティマーク
不妊治療を約3年間したのちに妊娠した際、私の場合、妊娠9週目でマタニティマークと母子手帳を区役所でもらいました。
区役所の担当の方に妊娠中や出産後の流れについて説明を一通り受けた後、手にした母子手帳。
どれだけこの日を待ち望んだか、やっとここまできたんだ、やっともらえたっ!という、妊婦になった感動。
そして、その後に渡された「マタニティマーク」
マタニティマークをバッグにつけた妊婦さんが羨ましくて、羨ましくて、不妊治療中このマークを見ては、なんで私には赤ちゃんが来てくれないんだ、目に入れたくない、見たくない、って落ち込んでたのを思い出した。
そんなこともあり、私はマタニティマークはバッグの内側に引っ掛けるようにした。
よくSNSで不妊治療中の方がマタニティマークを見ると気分が落ち込む、それに対してそんな卑屈になってるから妊娠できないんだって言われたりするのを目にする。
でも、不妊治療中って、大袈裟だけど、人間変わるって部分もあると思ってて、気分が落ち込むのは事実だし、その妊婦さん本人に面と向かって見たくないから!って訴えてる訳でもないし、そう感じた気持ちを誰かが否定するのも違うと思ってる。
不妊治療の経験からくるメンタルの不安定さは、なかなか伝わりにくいし伝えにくい。
不妊治療中の本人も、周りも気持ちの面で風通しよくするにはどうしたらいいか、不妊治療中の方のメンタルのケアをはじめ、しっかり支えてあげられる環境を作っていきたいと改めて感じます。