お客様は神様です、はもう古い?!①
私たちの社会には、
お客様を大切にする文化があります。
日本人は特に世界でも類をみない
丁寧なサービスだと思います。
もちろん、お客様を敬うことはビジネスの基本ですし、
海外のサービスと比べると
しみじみ誠実なお国柄だと思います。
でも、忘れてはいけないのは、
私たち自身も大切にしなければならないということ。
今、ニュースになっている
〈カスタマーハラスメント〉
これも時代を表しているとも言えますし、
あの有名なリッツカールトンの
昔からよく知られているコンセプト
「紳士淑女が紳士淑女にサービスする」
というのも
やはり意識を高く持つことにつながっているように、
お客様も大事ですが、
自分を尊重するのも同じくらい大切です。
先日ある方が、セッション10分前に、
再度ご確認したところ、
日時をお間違えになっていたことがわかり
キャンセルになりました。
室内の準備をあれこれ整えた後でしたので
アララ…と思いましたが
ご予約時にキャンセルポリシーが入っているため、
お客様のほうから、
『すみません!当然当日のドタキャンは申し訳ない』
と、キャンセル費用をご負担してくださり、
再度予約し直してくださいました。
本当に感謝しかありません。
このようなクライアント様には
私もできる限り、
より「愛をお届けしよう」と思いますよね。
逆に、時には無理な要求をする方もいます。
そんな時、笑顔で優しく
「NO」と言う勇気を持つことが
本当に長くお仕事を続けていくなら必要なのです。
なぜなら、ビジネスはお互いに
思いやりを持つ関係で成り立っているからです。
(次回へ続きます)