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ライブという空間
7/3日曜日、ライブに行ってきた。バンドのライブで仲良くしてる人達と早めに待ち合わせて、前飲みをし、テンションを整え(?)ライブハウスに入る。入ってからも飲む。もちろん適度に。適度にといってもある程度仕上がっている。音をつまみに酒を飲み、友達とくだらない話で盛り上がる。周りにもお酒を酌み交わし、笑っている人達が沢山いる。
そう、本当に酒クズが沢山いるのだ。ベロベロのベロの人達の溜まり場でもあるのだ(箱による)(俺はそういう箱が好きだ)
調子に乗りすぎるとライブハウスの床で就寝なんてこともあるくらい。きっとライブハウスの床は冷たくて気持ち良いのだろう(?)
正直なところ、健全にライブを見て、ライブ終わりの飲み会で、潰れるポトモダチを見ていると微笑ましくなるほどである。
だからといって、限界飲酒を推奨することはないけれど。けれど…けれど。皆で飲むお酒は最高なのだ。しかし、飲んだ後の事は選択した自分自身の自己責任だと考えている。
一人で飲酒ができない。
一人で飲んでいても楽しくならないから、すぐに酔っ払う。それこそ缶チューハイ一本で十分。二缶あれば、夢の底。である。
弱いのかなーと思っていたのだが。
飲み会やライブハウスで飲んでいると酔っ払うが、酔い潰れるまではいかない。ひたすら楽しくなる。知らない人に話しかけられるほど陽キャになる。発電機のスイッチを入れた如くの変わりようである。
何故、そうなるのか。
要因を自分なりに軽く考えてみた。ふと浮かんだ答えは楽しいと好きが混ざりあった熱のある空間にいること。
楽しく過ごせる空間があって、その空間には純粋な好きが散りばめられている。皆から発せられる好きという気持ちと熱。
この熱を感じることによって、酔い潰れるまではいかないのだと思う。
普段なら一缶二缶で十分なのが、楽しい熱に浮かされることによりお酒に強くなるのだろう。
最近、ライブに行くバンドを絞っている。というかアトエニ(正式名称 at anytime 三重県発、スリーピースロックバンド)
しか行っていない。出会ってからずっと好きのまま、気付いたら7年以上経っていた。
何度見ても楽しいし、かっこいい。フロアも含めて最高に熱い。俺にとっては最強で1番楽しい空間を提供してくれるバンドだ。
他の人の心に刺さるかどうかなんて知らない。人気みたいなもんは関係ない。けど、俺はアトエニが“好き”なんだ。そして、アトエニ好きな人達と遊ぶライブが“好き”だ。
それだけで充分なのだ。
去年からアイドルにハマった。
Twitterで絡んでるライブ友達にいじられることが増えた。
全然構わない。
きのホ。知らない人達の口から「きのホ。」という単語と「御守ミコ」「ミコちゃん」という単語を聞くと、刷り込みに成功したようでニヤニヤする。知らない間に名前が浸透していってるのが面白い。ので、いじられても構わない。知らない間に脳の隙間に入り込んでるその名前を覚えておけばいいよ…としか思わないからだ。
悪い大人である。
バンドのライブ、アイドルのライブ。それぞれの空間でしか満足できない気持ちがある。
バンドのライブに関しては充足感だろうか。ライブ前の古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分になるような感覚。全ての解放。脱皮が近いのかもしれない。
アイドルのライブに関しては多幸感かなと。
推しが可愛いと言う確かな思いと他のメンバーの動きや表情を見て、ただただ幸せに満ち満ちる。
説明するとしたら、そういうことだろう。
たまに考えることがある。
規制がなくなったとき、きのホ。が自分の好きなバンドと共演することがあったなら…と。
自分の楽しんでる姿を見られるのは小っ恥ずかしかったりする。
バンドのライブを楽しんでいる俺と、アイドルのライブを楽しんでる俺は別人だから。
まずバンドのライブ終わった時点で汗だくなので、特典会までには着替えなければいけないしなぁ…とか。キンブレ振ってる俺を見られるのかー…とか本当に色んな想像をする。それが恐ろしくも楽しくもあるのだが。
いつか、そういう日がきたりもするんだろうなーと。きたらいいと勝手に思っている。
でも同時に思うことがある。
バンドでもアイドルでも。
お互いの空間が持つ、楽しくて幸せな空気が垣根を越えていき、お互いに伝わりあえばいいなーと。純粋にお互いの音楽や歌の良さが伝わればいいなーって。
そんな風に俺は考えるのです。
言うても、きのホ。以外のアイドルは詳しくないので、あくまでも「きのホ。」というグループに限定してしまうが。(くぴぽは色んなバンドとやっても楽しそうだなと思っている)
兎に角、自分が好きなバンド、グループが作り出す空間が好きってことです。本を読むのも好きだけど…。
やっぱライブハウスがないと…
音楽を生で感じないと、駄目なんだなーと。
明日死ぬためにも。
明日生きていくためにも。
素直に。
うん、本当に素直にそう思うのです。