【妄想研究】こころのフロー分析
専門分野が応用化学であるため、心理学に分析化学の考えを(無理やり)融合させる「妄想研究」を始めてみました。
「トンチンカンな内容カモン!」という方は最後までお付き合いください…
1.フロー分析とは?
様々な分野でフロー分析という言葉が用いられていますが、分析化学では主に流体中のある物質を測定することを指します(flow=流れ)。
例えば、水道中にカルキが一定量含まれているかを専用の装置でモニターしたりすることがこれにあたります。
分析化学以外にも、医学では心電図、地学では地震計などかこれに近いものとして挙げることができます。
一般化して言えば、フロー分析の定義は時間変化に対する何かしらの変化(物理量や強度)を観測することと私は考えています。
つまり、この記事では時間変化に伴うこころの状態を分析することを指します。
2.こころは定常のものではない
皆さんもこころが不安定な状態に一度はなったことがあるかと思います。
多少の変動なら何でもないですが、ニコニコしてたのが急にブチ切れて怒り、さらには泣き出してまたニコニコ笑顔…みたいに感情の振れ幅が大きいと「こころに何かしらの問題を抱えているのでは?」と考えてしまいます。
確かに振れ幅の大きさは時と場合によっては問題になりますが、こころの変動自体は自然なことだと考えます。
人のこころは何かしらの要因(過去の想起やアクシデントなど)によって好転悪化を繰り返すものと言うのが私の考えです。
つまり、誰のこころにも定常というものはないのです。
3.こころのフロー分析が大切
こころは定常のものではないと述べましたが、こころのバランスを保とうとすることはいろんな意味で必要です。
「一定の感情を持つ」と聞くと難しく感じますが、「感情を一定に保つ」であればなんとなくできそうに思いませんか?
そのためにも、まずは自分のこころをモニタリングすることが必要です。
ということで、最初に述べたこころのフロー分析が大切になってきます。こころのフロー分析はとても簡単で、いつでも実践できます。
その方法は、今自分のこころが良い方にあるのか、または悪い方にあるのかを見極めるだけです。
もっと簡単にするのであれば、テンションがハイかローを見るのでもいいです。
ここではこころの状態を位相と呼んでおり、楽しかったり嬉しい場合は正の位相(+)、悲しかったり怒ったりの場合は負の位相(-)としています。
自己分析や感情コントロールなどに取り組むときに、こころのフロー分析を意識してみてはいかがでしょうか?