やらない後悔とやった後悔を比較してみる

このふたつの後悔を比べて、どう行動していくべきか
というよりは人生の後半になってから後悔しないように
選択して動けるようにしていくように考察します。

後悔するとわかっていると動けない

人間は、本能的に先が未確定のことはできるだけ避けます。
特に、行動して後悔するだろうなとわかっていることに対しては、行動を起こすことはデメリットでしかないですよね。

原始時代から、後から自分が後悔するかもしれないような行動を
積極的にとっていたら、生き続けるのが難しく、子孫繁栄につながらなかったんですよ。

ですので、基本的に何も意識しなければ、
安全な道を選ぶようにできています。
ただ、人間は考えて行動することができます。

そこが人間のいいところで、
考え方一つで自分の取る行動を変えていくことが
できるということです。

原始時代ではやらない後悔

人間はもともとSNSなど発達する大昔から、
小さいコミュニティで暮らしていました。
そこでも、現代の私たちと同じ葛藤があるわけですね。

そんな大昔では、失敗するとわかっているようなことに
チャレンジしていたら、命を落とす可能性があったんですよ。

男性であれば、マンモスに一人で立ち向かうと、狩ることもできずに
死を迎えていた訳です。一人で行くと失敗するかし、身の危険があるから
その行動を避けるのです。

女性であれば、いいたいけど相手が傷つくような言葉を直接いうと、
コミュニティの中で浮いてしまい、その後の生活に危機が訪れる。
だから、リスクを取らず穏便に済まそうとするのです。

このように、大昔では先の失敗する未来がある場合、
人間は避けるという選択肢を選ぶように無意識に行動するように
できています。

そういった観点で見てみると、
自分たちの祖先はやって後悔よりも、やらない後悔の方が
重要であり、そう行動してきたのです。

現代ではやって後悔

最近、SNSで発信されている方や、
TVや成功者、いろんなところで言われているのが、
やらない後悔よりやって後悔。

これはとりあえず、行動してみて、
フィードバックを得られるという考え方。
また、死ぬこともないということです。

むしろ、行動を起こすと、結果が得られます。
そして、次の行動に反映できるという、
前に進んでいくためには重要であるということです。

例えば、失敗するかもしれない仕事を引き受けたとして、
これは先ほどのマンモスとは違い、命を落とすことはありません。
何度でも挑戦できるということです。

そして、行動を起こした先には、
結果が得られ、また行動に移すことで
どんどん前へ進めるという訳ですね。

避けるという行動をとっていた場合、
何も変わらずあの時やっておけばよかったとなるのです。
行動さえ起こしてしまえば、

望まぬ結果をもたらしたとしても、
これは自分には合わないという結果がもたらされるので、
最終的にやってよかったとなります。

この先どう行動していくか

とりあえずやってみた方がメリットは大きい

今まで生きてきて、人生を振り返ってみると
やらなくて後悔したことの方がすぐに思いつく。
あの時、ああしてればよかったなどなど。

あれはやらない方がよかったと思うこともあるが、
そういった行動は、この先取らないという教訓にもなるので
どちらにしても、行動は起こした方がいいことになります。

これで、はい終わり
やった方がいいです、とりあえず
やってみましょうだと面白くないし、

自分はそうは思わないですね。
少し前の時代とは違い、やりたいこと、やるべきことが
情報社会の今、多すぎるという点。

ミニマリスト観点から見てみると

やるだけやってみるは時間の浪費につながる

人生短いですからね、いろんな価値が生み出され
色々手を出しているとあっという間に死を迎えてしまいます。
自分はまだ２５の年ですが、後悔するようなことは避けたいと思っています。

やってみた方がいいけど、やらなくてもいいことも多い

手当たり次第いろんなものに手を出すというのは、
相当時間を食ってしまいます。
そして、人間はその記憶は残りますが、それにかけた時間を消費したことには意識が向きません。

別にやんなくてよかったと思える結果が得られた時、
それは自分の人生に取るに足らないもので、
なくてもいいものだということですよね。

価値基準を作るためにはやって後悔

一番賢いのは、やる前に判断できることだと思っています。
その判断材料となるものを集めるためにトライするのは、
いいことだと思います。

要は、なんでもとりあえずやってみるというよりは、
最初はなんでも経験して行って、後になるにつれて、
自分の価値基準をはっきりさせて賢い行動をとっていく。

これがベストかなと思います。
ですので、若い方であれば、どんどんトライして、
年が３０から４０代になるにつれて、慎重に賢い選択をしていく

こんな感じですかね、
インフルエンサーが行動しろといっているから
行動してみるとか。それはそれでいいと思います。

バランスが大事

自分もとりあえずやってみる系の発信があったおかげで、
色々挑戦するようになりましたし、生活も変わってきました。

ですが、彼らインフルエンサーの方々は、
自分の人生を犠牲にしてまで成功を勝ち取った分、
それに使った時間、家族や友人と過ごす選択肢を排除している方がほとんどです。

こういった何に時間を使うか、
何を犠牲にして何を手に入れるか
ここを自分で考えることができなければ、

他人の意見で人生を生きていくことになるだろうなと
感じております。

世の中の風潮は、とりあえず行動しろ！試行回数を増やせ！
って駆り立ててきますが、極端な思考ですし、
失ったものはSNSには表示されませんからね。

自分で考える習慣を持ち、
自分の価値基準を確立させ、
行動できるようになるということが大前提ですが、

最初はまずトライは間違いではありませんでした笑